わ‐ふう【和風】
和風
和風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/31 02:35 UTC 版)
和風(わふう)は、音楽・美術・建築などの芸術や衣食住などの文化において「日本的」な特色や味わいを形容する言葉である。
この言葉は常に他の国からの影響と対比して用いられる。
類語には和様(わよう)、和式(わしき)、「日本式」、「和風テイスト」、「日本テイスト」などがある。和風の中でも「純和風」や「モダン和風」と細かく区別して用いられることもある。書や寺院建築の分野では「和様」を用いることが多い。
「和」について
「和」は、それ自体が文化的概念となっている日本語である。
「和」は、中国から伝わった時は、元々「調和」・「平和」・「均衡」を意味していた。日本の哲学・文化においては、いくつもの微妙に異なる意味を持つ指導的概念であった。現在でも、日本的価値として最も重要だと考えられている。
「和」は、同時に日本そのものや日本的なるもの(例えば日本式食事を意味する「和食」など)をも表す。この意味で、20世紀の歴史を通して「和」は高度に感情的および/あるいは政治的概念であり続けている。
対比される外国からの影響
日本に外国の影響が入ってきた場合、まずはそれに習った異国風の文化が花開き、追ってそれを反省・消化した「和風」化が進むことが多い。
例
中国風の食事を「中華料理」、中国メーカーがで作った「中華スマホ」
「和風」芸術と文化の例
関連項目
和風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/06 03:01 UTC 版)
「日本を意味する和の一覧」の記事における「和風」の解説
和風庭園 (わふう-ていえん) - 日本庭園のこと。 和風ドレッシング (わふう-どれっしんぐ)
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和風
「和風」の例文・使い方・用例・文例
- 江戸間という,和風建築の寸法の計り方
- 恵比須柱という和風建築の部分
- 割烹店という,和風の料理を出す店の建物
- 割烹店という,和風料理を食べさせる商売
- 和風建築で,部屋のひろさなどをはかる尺度の一つ
- 和風の書斎
- 錦卵という和風料理
- 竹の骨に油紙を張った和風の雨傘
- 読み書き用の脚の短い和風の机
- 和風の本の綴じ方
- 和風の本箱
- お座敷列車という,車内に和風の座敷を設けた列車
- 障子という,和風の部屋で室内のしまりにする建具
- 食物を和風に調理すること
- 和風の料理屋
- 旧風力階級での和風
- 大丸の広報担当者は,「和風の装いを楽しみたいとき,浴衣は着物よりも安く,気軽です。」と話す。
和風と同じ種類の言葉
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