布施とは? わかりやすく解説

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ふ‐せ【布施】

読み方:ふせ

《(梵)dānaの訳。檀那音写仏語

六波羅蜜の一。施しをすること。金品を施す財施(ざいせ)、仏法説く法施(ほうせ)、恐怖取り除く無畏施(むいせ)の三施がある。布施波羅蜜

僧に読経などの謝礼として渡す、金銭品物。「—を包む」


ふせ【布施】

読み方:ふせ

大阪府東大阪市西部地域。もと布施市大阪市隣接し金属機械工業が盛ん。


布施

読み方:フセfuse

人に物を施し恵むこと


布施

読み方:フセfuse

(1)財物などをもって人に施し与えること。
(2)大乗仏教六種実践修行方法の一。


布施 【ふせ】

仏教では布施は悟り求め修行する菩薩が行うべき6つ実践徳の一つ。施す人も施される人も施す物品も本来的に空であり、執着しゅうじゃく)心を離れてなされるべきものとされる。①財施仏教教えへの感謝表しとして僧侶などに金品与えること。葬儀法事での布施はこれにあたる)、②法施(ほっせ:正し仏法説き精神的な施しを行うこと。僧侶法要行った法話をしたりするのはこれにあたる)、③無畏施(むいせ:困った人親切にしたり、不安などを感じている人に安心(あんじん)を施したりすること)、の3つ分類される

布施


布施


布施

読み方:フセfuse

所在 千葉県柏市


布施

読み方:フセfuse

所在 千葉県我孫子市


布施

読み方:フセfuse

所在 富山県氷見市


布施

読み方:フセfuse

所在 山梨県中央市


布施

読み方:フセfuse

所在 長野県佐久市


布施


布施

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

布施

読み方:フセfuse

所在 大阪府(近畿日本鉄道大阪線ほか)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

布施

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/31 14:17 UTC 版)

仏教
波羅蜜
 
十波羅蜜
布施
持戒
出離
精進
忍辱
真諦
誓願
   
六波羅蜜
布施
持戒
忍辱
精進
禅定
 
同色は両者に存在する項目

布施(ふせ)は、梵語では「檀那(旦那)(ダーナ、दान、dāna)」と呼び他人に財物などを施したり、相手の利益になるよう教えを説くことなど、贈与、与えることを指す[1]。英語の Donation (ドネーション、寄贈者)やDonor(ドナー)とダーナは、同じインド・ヨーロッパ語族の語源をもつ[1]

仏教においては、全ての宗派において主要な実践項目のひとつである。六波羅蜜のひとつでもある。布施には「財施」「法施」「無畏施」の三種がある(大智度論)。布施をする人をダーナパティ(dānapati)といい、施主(せしゅ)、檀越(だんおつ、だんえつ、だんのつ)、檀徒(だんと)などと訳される。なお、菩提寺にお布施をする家を檀家(だんか)という言葉も、檀那、檀越から来たものである。また、古くは皇族などが自らの領地(荘園)などを寺院に寄せる(寄付する)ことを施入(せにゅう)(する)ということがある。

檀那

檀那(だんな)は、本来仏教の用語で、「布施」を意味するサンスクリット(梵語)「ダーナ(दानdāna)」の訳語である。旦那とも書く。

概要

インド・ヨーロッパ祖語の"donum(贈る)"を起源としてから派生したのは、サンスクリットではこの項目の「ダーナ(旦那)」であるが、一方で西洋に伝わり英語に取り込まれたり、日本語化した単語"donation(ドネーション)"、"donor(ドナー)"も同じような起源と意味を持つ単語である。[2][3]

日本における用法

日本では、後に特定の寺院に属してその経営を助ける「布施をする人(梵語: dānapati、ダーナパティ、漢訳: 陀那鉢底)」をも意味するようになって「檀越(だんおつ、だんえつ)」とも称された。中世以降に有力神社御師職が置かれて祈祷などを通した布教活動が盛んになると、寺院に限らず神社においても祈祷などの依頼者を「檀那」と称するようになった。

また、奉公人がその主人を呼ぶ場合などの敬称にも使われ、現在でも女性がその配偶者を呼ぶ場合に使われている。

布施の種類

大智度論など、伝統的には、次のような種類が挙げられている。

  • 財施とは、金銭や衣服食料などの財を施すこと。
  • 法施とは、の教えを説くこと。
  • 無畏施とは、災難などに遭っている者を慰めてその恐怖心を除くこと。

その他に、雑宝蔵経に説かれる財物を損なわない七つの布施として、次の行いが説かれる。布施波羅蜜では「無財の七施」という[4]

  1. 眼施:好ましい眼差しで見る。
  2. 和顔施(和顔悦色施):笑顔を見せること。
  3. 言辞施:粗暴でない、柔らかい言葉遣いをすること。
  4. 身施:立って迎えて礼拝する。身体奉仕。
  5. 心施:和と善の心で、深い供養を行うこと。相手に共振できる柔らかな心。
  6. 床座施:座る場所を譲ること
  7. 房舍施:家屋の中で自由に、行・来・座・臥を得させること。宿を提供すること。

脚注

  1. ^ a b 馬場紀寿『初期仏教――ブッダの思想をたどる』岩波書店〈岩波新書〉、113頁。ISBN 978-4004317357 
  2. ^ 馬場紀寿『初期仏教――ブッダの思想をたどる』岩波書店〈岩波新書〉、113頁。ISBN 978-4004317357 
  3. ^ Online Etymology Dictionary
  4. ^ 玄侑宗久『お坊さんだって悩んでる』2006年、文春新書、78ページ。

関連項目

外部リンク


布施(ふせ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 15:55 UTC 版)

派遣社員 松島喜久治」の記事における「布施(ふせ)」の解説

喜久治の会社員時代同僚秘書課女性と結婚し、現在は3児の父である。

※この「布施(ふせ)」の解説は、「派遣社員 松島喜久治」の解説の一部です。
「布施(ふせ)」を含む「派遣社員 松島喜久治」の記事については、「派遣社員 松島喜久治」の概要を参照ください。

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