点連結度とは? わかりやすく解説

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点連結度

読み方てんれんけつど
【英】:vertex connectivity

無向(有向)グラフG\,の点の部分集合は, それを除去するグラフ2点以上をもち, かつ連結(強連結)でなくなるとき, 点カットという. 点連結度\kappa(G)\,は点カット大きさ最小値. すべての点対間の局所点連結度最小値グラフの点連結度は一致する.

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点連結度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/24 09:47 UTC 版)

連結グラフ」の記事における「点連結度」の解説

グラフ G から取り除くと非連結になるような k 個の頂点集合k-点切断とよぶ。G においてk-点切断最小サイズを点連結度または連結度とよび、 κ ( G ) , χ ( G ) {\displaystyle \kappa (G),\chi (G)} で表す。特に、1-点切断切断点 (cut vertex) または関節点 (articulation point) とよぶ。k-連結グラフ (k-connected graph) は点連結度が k 以上のグラフである。 G から S を取り除いたグラフにおいて x と y の間に道が存在しないことを頂点集合 S が x, y を分離するという。グラフ G から(もし存在すれば)辺 xy除いたグラフにおいて、二つ頂点 x, y を分離するために必要な頂点個数を s とするこのとき、x, yが隣接していないなら s を、x, y が隣接しているなら s + 1 を x, y の局所連結度といい、κ(x, y) 等で表すことが多い。点連結度は局所連結度の最小値一致するグラフ G のある因子が k連結なら、G 自身も k 連結となる。G が k 連結で、G の自分自身除いた因子が k 連結でないとき(つまり、G から一つでも辺を取り除くと k 連結でないとき)、G を 極小 k 連結 (minimally k-connected) という。

※この「点連結度」の解説は、「連結グラフ」の解説の一部です。
「点連結度」を含む「連結グラフ」の記事については、「連結グラフ」の概要を参照ください。

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