Blow Out Preventerとは? わかりやすく解説

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ブローアウト・プリベンター


防噴装置

読み方ぼうふんそうち
【英】: blowout preventer
同義語: ブローアウト・プリベンター  
略語: BOP

坑井掘削中または坑井仕上げ作業中に暴噴徴候があったときに、坑井密閉し噴出防止作業を行うために坑口の上取り付ける装置をいう。
防噴装置としては、ドリル・ストリングケーシング・ストリング坑内つられているときに、これを外側か締めつけアニュラス密閉するアニュラー BOPパイプ・ラム並びにパイプ切断するシェアー・ラムと、パイプ・ストリングがないときに坑口密閉するブラインド・ラムがあるが、各種作業応じた坑井内のパイプ径に対応するためや、安全のため、数種類BOP組み合わせ BOP スタックとして使用されることが多い。防噴装置を使用する際にはサイズ内通し内径)と使用耐圧重要な要素である。通常掘削開始後の浅層の大口掘削時は、大口低圧BOP使用し深度大きくなる従い小口高圧BOP へと切り替えていく。BOP スタッタには、防噴装置のほかに抑圧泥水循環するためのキル・ラインチョーク・ライン含まれる。各 BOP開閉は、BOP 開閉装置常時圧されている油圧によって行われるBOP はその性質上、不意に発生する暴噴に対して迅速かつ確実に機能することが必要であり、開閉操作パネルリグの 1 カ所または 2 カ所に設けられており、油圧パイプ通して数秒から 10 数秒の間に坑口密閉することができる。

図 BOPスタック

「Blow Out Preventer」の例文・使い方・用例・文例

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