Vector Markup Language
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/11 23:57 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動Vector Markup Language (VML、ベクトルマークアップ言語) は、ベクター画像を描画するための XML 言語である。 VML は1998年に Microsoft, Macromedia, HP, Autodesk, Visio の 5 社によって W3C に提出された。 その一方で Adobe や Sun など数社は、競合する仕様である PGML を提出した。[1] この 2 つの仕様は後に統合・改良され、その結果 SVG が生まれた。
VML は W3C標準にはならなかったものの、Internet Explorer 5.0 以降及び Microsoft Office 2000 以降の製品に実装されている。
Google マップや非ActiveX型電子国土Webシステムのβ2版では、Internet Explorer 5.5 以降のブラウザでベクトル画像を描画する手段として VML を採用している。[2],[3]
コード例
以下に、赤色で塗りつぶされた楕円を描画するコードの例を示す。
<v:oval style="position:absolute; left:0; top:0;
width:100pt; height:50pt"
fillcolor="red">
</v:oval>
参考までに、SVG でこれと等価な図形を描くためのコードを以下に示す。
<ellipse cx="50" cy="25" rx="50" ry="25" style="fill:red;"/>
注釈
- ^ PGML
- ^ Google Maps[リンク切れ]
- ^ 非ActiveX型電子国土Webシステムに関する技術情報(Ver.β2.0)[リンク切れ]
関連項目
- Office Open XML (仕様の一部となっている)
外部リンク
- Macromedia、Microsoftなどが2次元グラフィックス記述言語「VML」をW3Cに提出
- Vector Markup Language (VML) (英語)
- Scalable Vector Graphics (SVG) (英語)
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固有名詞の分類
画像ファイルフォーマット |
Digital Negative ベタ画像 Vector Markup Language MAGフォーマット Windows Metafile |
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