courier
「courier」とは、急使・伝令・配達業者のことを意味する英語表現である。
「courier」の基本的な意味
「courier」は、外交上の通達や重要な報告などを携行する急使や伝令のことを指す名詞である。また、主に郵便物やパッケージの配達人、あるいはそのような業務を行う企業やサービスのことを指す。イギリスにおいては、旅行の世話人やガイド、添乗員のことを「courier」と呼ぶことがある。そのほか、「the Liverpool Courier」のように、新聞や雑誌の名称に用いられることもある。その場合には、新報や通信、といった意味で用いられる。「courier」の語源
「courier」の語源は、フランス語で宮廷役人や王室の伝令を意味する「courrier」だといわれている。この言葉はラテン語で走る、を意味する「currere」に由来する。英語には14世紀頃に取り入れられたと考えられている。「courier」の活用一覧
「courier」は名詞のため、動詞としての活用はない。過去分詞や現在分詞などの活用形もない。「courier」の発音・読み方
「courier」の発音記号はアメリカ英語で「kˈʊriɚ」、イギリス英語で「kə'ːriər」である。カタカナ読みだと「クーリエ」または「カーリエ」になる。「courier」を含む英熟語・英語表現
「courier」を含む英熟語・英語表現には、次のようなものがある。「by courier」とは
「by courier」は、郵便物やパッケージを配達するために専門的なサービスを提供する業者や個人を利用することである。
「courier service」とは
「courier service」は、主に郵便物やパッケージを迅速に配達するサービスを提供する企業や個人を指す。一般的に、急ぎの書類や品物、機密性の高い文書などを安全かつ迅速に届けるために利用される。「courier service」には、国際的な配達サービスを提供する大手企業や地域に密着した小規模な業者など、さまざまな種類がある。主要な企業としては、DHL、FedEx、UPS、TNTなどが挙げられる。
「delivery courier」とは
「delivery courier」は、配達業務に従事する業者を意味する。小包や書類、荷物などを届けるために、会社や個人が業者を雇ったり契約したりする際に用いられる。
「international courier」とは
「international courier」は、海外への配達業務を行っている配送業者のことである。
「bike courier」とは
「bike courier」は、バイクを用いた配送業者や配達人を指す。一般的にはバイク便と呼ばれる。
「same-day courier」とは
「same-day courier」は、当日配達のことである。また、当日配達してくれる配送業者や配達人のことを指す。
「courier bag」とは
「courier bag」は、配達人が所持しているカバンのことである。
「courier company」とは
「courier company」は、配送業務を行っている会社のことを指す。
「courier tracking」とは
「courier tracking」は、荷物の追跡や、追跡するサービスのことである。
「courier insurance」とは
「courier insurance」は、配達における保険を意味する。万が一の際、この保険に入っていれば補償を受けることができる。
「legal courier」とは
「legal courier」は、法律書類の配達人や配達業務のことを指す。
「courier」の使い方・例文
「courier」を用いた例文としては、次のようなものが挙げられる。「The company's courier service has online tracking to keep you informed of the status of your package and know the exact time of delivery.(その会社の配送サービスにはオンライン追跡があり、荷物の状況を把握して正確な配達時期を知ることができる)」
「I needed to send a large package to my friend in another state, so I hired a delivery courier to pick it up and bring it to her.(別の州に住む友人に大きな荷物を送りたかったので、私は配達業者に頼んで彼女の元まで届けさせた)」
「The courier arrived at my office with an urgent package that needed to be delivered to our client immediately.(配達人が緊急の荷物を持って私のオフィスに到着し、すぐにお客様に配達する必要があることを伝えた)」
「I sent the documents via courier to ensure that they arrived safely and quickly.(大切な書類を安全にかつ迅速に届けるため、私は急使で書類を送った)」
「The company offers international courier services for customers who need to send packages overseas.(その会社は、海外に荷物を送る必要がある顧客向けに国際的な配送サービスを提供している)」
「I work as a courier and spend most of my day driving around the city delivering packages.(私は配達人として働いており、ほとんどの時間は都市を走り回って荷物を届けている)」
「We use a courier to pick up and deliver supplies to our warehouse every week.(私たちは、倉庫の供給品を毎週ピックアップして配達するために業者を利用している)」
クーリエ
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クーリエ(英語: courier)は、本来は外交官業務の一環で、外交文書を本国と各国の大使館・公使館等の間、あるいは大使館・公使館相互間などで運搬する業務のこと。
概要
外交関係に関するウィーン条約では「外交伝書使」と呼称されている。英語における courier はフランス語から英語に入った言葉で、急使や飛脚 (runner) といった意味である。
外交文書には機密文書も多く含まれることから、運搬業務に当たっては厳重に封印が施され "DIPLOMAT"(外交官)の文字が印刷された機内持ち込み可能な巾着袋「外交行嚢」(外交封印袋)[1]を用いる。また、一般に外交特権の一種として、行嚢の中身に関しては税関などで確認を行われないことが認められている。
国際宅配便
近年ではこれが転じ、「航空機を利用して海外へ書類や小口荷物を配達するサービス」を指すことが増えている。この場合は国際宅配便とも呼ばれている。一般的な航空貨物と異なり、荷送り人、荷受け人が輸出入の通関手続きを行う必要が無い。国際貿易関連の書類の多くは、このサービスを利用して発送されている。FedEx、UPS (米)、DHL (独)、TNTエクスプレス (蘭)などがその代表である。
脚注
- ^ 英: Diplomatic bag/Diplomatic pouch
関連項目
外部リンク
- 外交伝書使(がいこうでんしょし)とは - コトバンク
- クーリエとは - Weblio辞書
Courier
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 15:21 UTC 版)
「Courier-MTA」の記事における「Courier」の解説
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