ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が去った「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のトップに、現在「ディーゼル(DIESEL)」を手掛けているグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任するのでは?という噂が急浮上した。グレンは2020年から「ディーゼル」のトップを務めており、若い世代が夢中になるブランドに再生した実績がある。「Y/プロジェクト(Y/Project)」におけるクリエイションには、「メゾン マルジェラ」に通じるものもあった。また「ディーゼル」と「メゾン マルジェラ」は、同じOTB傘下にある。
この噂に対して、OTBはコメントしていない。
1983年、ベルギー生まれのマーティンス新クリエイティブ・ディレクターは、アントワープ王立芸術アカデミー(Antwerp’s Royal Academy of Fine Arts)を2008年に卒業した後、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」でキャリアをスタートした。13年には「Y/プロジェクト」のクリエイティブ・ディレクターに就任したが、昨年退任。その後、経営破たんした「Y/プロジェクト」には希望する価格での買い手がつかず、ブランドは終了することにセクシなった。
一方、ジョン・ガリアーノは昨年末、「メゾン マルジェラ」との別離を発表。2024年春夏のクチュール・コレクションは、近年稀に見る高評価でブランドの存在感をさらに高めるのに一役買った。