藤井聡太竜王が4連覇、今シリーズ初めて先手番を破る…「永世竜王」に次ぐ連続防衛

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

「藤井竜王が4連覇・指宿対局」の動画はこちら

 将棋の最高棋戦で、藤井聡太竜王(22)(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)に佐々木勇気八段(30)が挑む第37期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第6局が11日から鹿児島県指宿市の指宿白水館で行われ、12日午後3時21分、藤井竜王が106手で勝ち、シリーズ4勝2敗で竜王4連覇を果たした。

新年に杉本昌隆師匠があわや「二手指し」、藤井聡太竜王の初笑い誘う…名古屋将棋対局場で初の指し初め式
4連覇を果たし、記者会見で花束を手に記念撮影に応じる藤井聡太竜王(12日、鹿児島県指宿市の「指宿白水館」で)=若杉和希撮影
4連覇を果たし、記者会見で花束を手に記念撮影に応じる藤井聡太竜王(12日、鹿児島県指宿市の「指宿白水館」で)=若杉和希撮影

 今シリーズは、第5局まで互いに先手番で勝ち星を重ねた。藤井竜王は第6局で初めて佐々木八段の先手番を破り、防衛を決めた。

 対局後、藤井竜王は「内容としては課題の残るものだったが、何とか防衛という結果を出すことができて良かった」と話した。

 これまで竜王を4連覇以上したのは、2004~12年に9連覇し、永世称号「永世竜王」の資格を史上初めて獲得した渡辺明九段(40)のみ。来期の七番勝負には5連覇と、渡辺九段、羽生善治九段(54)に続き3人目となる永世竜王の資格がかかる。今年のタイトル戦日程を終えた藤井竜王は年明けから、2度目の八冠を目指して叡王戦本戦に出場する。

竜王戦の最新ニュースはこちら

◆読売新聞オンライン将棋担当が語る将棋界ここだけの話

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

使い方
「囲碁・将棋」の最新記事一覧
記事に関する報告
6104866 0 竜王戦 2024/12/12 19:31:00 2024/12/13 23:55:23 /media/2024/12/20241212-OYT1I50151-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みバナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)