アイヌ語で「タヌキ」を意味…新種の深海魚、国内初の生きた状態で公開

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 福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」は新種の深海魚「モユククサウオ」を国内で初めて生きた状態で公開している。

公開されている新種の深海魚「モユククサウオ」(23日、アクアマリンふくしまで)
公開されている新種の深海魚「モユククサウオ」(23日、アクアマリンふくしまで)

 この深海魚は、同館の職員が昨年5月に北海道知床沖で発見。同7月に日本魚類学会から新種と認定され、アルコール標本が同館内で展示されていた。

 クサウオ科の一種で、頭部から腹部にかけて赤い。クサウオ科は腹に吸盤があるのが特徴だが、モユククサウオにはない。「モユク」はアイヌ語で「タヌキ」を意味するという。

 公開されているのは、今年5月中旬に知床沖の水深800~1000メートルで採取されたもの。体表がデリケートで傷つきやすいため、生きた形で展示されたことは国内でこれまでなかったという。

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