「共有フォルダ」機能。ドラッグ・アンド・ドロップでファイルを追加するだけで、簡単にチャット相手とファイルが共有できる
「共有フォルダ」機能。ドラッグ・アンド・ドロップでファイルを追加するだけで、簡単にチャット相手とファイルが共有できる
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エクスプローラに登場した「共有フォルダ」。デスクトップにショートカットを作成しておくと便利に使えそうだ
エクスプローラに登場した「共有フォルダ」。デスクトップにショートカットを作成しておくと便利に使えそうだ
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同じ音楽を聴きながらチャットができる「ミュージック ミックス」機能
同じ音楽を聴きながらチャットができる「ミュージック ミックス」機能
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 マイクロソフトは2006年6月20日、「Windows Liveメッセンジャー」の提供を開始した。これは同社が提供してきたメッセンジャーソフト「MSNメッセンジャー」の後継に当たる。

 米マイクロソフトは2006年5月9日(米国時間)より、ベータ版を一般公開していた(関連記事)。同社では、今後1年間に20種類以上のWindows Liveの新サービスを提供するとしており、このWindows Liveメッセンジャー」をその第一弾に位置づけている。

 利用しているユーザー間でファイルを共有できる「共有フォルダ」機能を搭載したのが最大の特徴。相手のハンドルネームの上で「共有フォルダを開く」をクリックして出てきたフォルダーに、写真や文書などのファイルをドラッグ・アンド・ドロップするだけで、そのユーザーと各種データを共有できる。

 共有フォルダーは、パソコン内「Documents and Settings」フォルダーの中に、ハンドルネームごとに作成される。ここに直接ファイルを入れると、そのハンドルネームのユーザー内の共有フォルダーと自動的に同期して共有状態となる。

 このほか、相手が接続していない時でもメッセージを残せる「オフライン送信」機能や、チャットしている相手と同じ曲を聴ける「ミュージック ミックス」機能、互いの連絡先情報を常に最新の状態に保てる「Windows Liveコンタクト」機能などがある。

 ダウンロードは「Windows Liveメッセンジャー」から。日本では、Windows Liveメッセンジャーの正式版提供開始にあわせて、抽選でプレゼントがもらえる「Windows Liveメッセンジャー アップグレードキャンペーン」を2006年9月19日まで実施中。