学生が長期休暇に入る夏は、企業によるインターンシップの開催が盛んになる。IT業界で屈指の人気を誇るインターンシップが、富士通システムズ・イーストの「Fujitsu Group Internship」。同社が主催し、富士通マーケティング、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリなど富士通グループ7社が参加する取り組みだ。
Fujitsu Group Internshipは、就職活動中の学生の多くが利用する楽天の情報交換サイト「みんなの就職活動日記」による、「先輩たちが薦めているインターンシップランキング50」で、IT企業首位となる総合7位を獲得した(図)。同ランキングは、2013年1月~2016年3月までに投稿されたインターンシップ体験記の評価を基に算出されたもの。実際に参加した学生の満足度が高いことがうかがえる。
なぜ、学生から評価されるのか。同社 ビジネスマネジメント本部 人事統括部採用センターの平林麻里子担当部長は、「IT業界、さらにITを活用するその他の業界を知るための手掛かりをつかんでもらえる内容が、学生の役に立っているのでは」と話す(写真1)。
IT業界を学ぶことは、就職活動の基礎になる
Fujitsu Group Internshipのプログラムは、1回当たり2日半と短期型のワークショップ形式。まず、総務省発表の「スマート・ジャパンICT戦略」などを基に国のIT戦略を学ぶ。その後7人程度のグループに分かれ、IT企業として何ができるかを議論して発表する。
議論の前提として富士通グループの事業や強みは解説するが、それにとらわれ過ぎずにアイデアを出し合う。「富士通グループだけでなく、IT業界や、日本のITの全体像を理解してほしいという考えで実施している」(平林氏)。ワークショップの最後には、キャリア設計に関する講義も提供する。