どこに行くもなにも、、
あなたはその場で、いくらも時間を掛けて、
そこから際もなにもないと、
また次から次へ生まれるだけである、と言えたか?
あなたはそこから過去の響きを受け取り、、
ここに着く、、
あまりにもあたりまえな表情で、
あなたはここに着くことになる、、
今は、ハタかれて、、
あ、わたしのなかにも微振動が、、
なにか明らかに、
この地面を揺するまでになる、、
立っているか、
真っすぐになって、立っているのか、、
私はその振動の名残りに住み、
ここで手を挙げている、、
緩やかな気温が入ったな、、
ここに生まれた訳でもないのに、
どうしてあなたも私も、
上手く剥がれるのだろうか、、
この声をきいて、
次々に剥がれるのだろうか、、
現実が青く、、
夢の中は白色なのだろうか、、
私は知る、、
ここがあまりにも簡単に、、
私の中へ駆けてきて、
その混じりがあなたのところにもきこえた、、
あなたもまた肌だよ、
そうだよな、、
巧みな声がこの響きとともに、伝わるのだ、、
あたしはまだだよ、、
なにだろう、
この同じ光景のなかで晴れわたるとは、、
わたしは呼吸をするだろう、、
あんまり丁寧に息を吐くだろう、、
なにだ、こんなに白い場所か、
あたしが住んだのは、こんなに白い場所か、、
声が揺らめく、
あ、あなたの話はあれだな、
見ていた光線の中に来て、、
次々に知られ、
次々にホウという溜息になるものなのだ、、
私はさがした、、
その方途は知らぬままで、、
あたしは垂れた、
時間の中の生き物は、
常に揺れている、、
私はそれを指で感得する、、
あ、見事な仕種、
見事な、生まれたばかりの仕種、、
あたしはその夢の中をも嗅ぐ、
秘密がなくなって、冷たい声を出す人の内部にも、
私は、夢の白さを見つける・・・