9月も終わり。大浦湾の深場での海底ボーリング調査は、まだ動きが見られず。30日もカヌー隊は午前、午後と漕ぐ力を付けるために練習に励んだ。その間、MV22オスプレイやCH53Eヘリが辺野古上空に飛来し、キャンプ・シュワブの演習場からは射撃音が鳴り響いていた。北部訓練場や伊江島でも激しい軍事訓練が行われていたのではないかと思う。
午前中はいつもより1時間ほど遅れて辺野古の浜を出発し、6番の航路標 . . . 本文を読む
朝、辺野古の浜に出ると椰子の実が落ちていた。外皮は剥がれているが、手に持って振るとタプタプ音がして、中の液が揺れた。黒潮に乗って漂着したのだろう。9月も終わりに近く、数日前の新聞には、座間味島でアカハラダカの渡りが見られたという記事が載っていた。カヌーが置かれた周辺の森では、クロイワツクツクがジーワジーワと鳴いている。やがてオオシマゼミも鳴き始めるだろう。ヤンバルも日に日に秋の気配が . . . 本文を読む
26日は晴天に恵まれ、午前中、カヌー隊の練習が行われた。船2隻で長島の近くまでカヌーを曳航してもらい、平島と長島の間を抜け、瀬嵩の浜に向かって大浦湾を漕いだ。平島と長島の間はリーフがあり、白波が立つ。コースの取り方を間違えると波に巻き込まれて転覆するので、新しいメンバーには周りから声をかけ、白波を避けて大浦湾に出た。
大浦湾の波はそれほど高くなかったが、向かい風が強く、しっか . . . 本文を読む
25日は午前中、辺野古の浜から6番標識をまわり、平島に向かって漕いだ。最近はできるかぎりスピードを出し、漕ぐ力を向上させる練習に全体で取り組んでいる。一見、大した波ではないのだが、陸地と長島の間から沖に向かって潮の流れが速く、目的地にまっすぐ向かうにはけっこう力がいる。リーフの縁近くまで流されて遠回りしたカヌーもあり、潮の流れを読んで漕ぐ技術に課題が残った。
平島で昼食をとり . . . 本文を読む
連休と台風16号の影響で、21~23日はカヌー隊の海での活動はなかった。24日は午前中、辺野古の浜から6番標識を回って平島まで漕ぎ、島で休憩をとったあと、再びカヌーを漕いで辺野古の浜に戻った。台風の余波で少し風と波があったが、できるだけ速く漕ぐことを心がけて、各自の漕ぐ力の向上を目ざすのが今日の課題だったので、むしろ好都合だった。
平島に向かったグループとは別に、初心者講習も行われて . . . 本文を読む
20日は午前中、台風16号の影響でやや風と波が強いなか、それに逆らってマナヌー岩方向にカヌーを漕いだ。漕ぐ力が試される状況で、潮に流されて航路標識から離れてしまうメンバーもいたが、それでも全員が目標にたどり着いて、6番標識でしばらく休憩をとった。
6番標識から航路標識に沿って豊原の浜まで漕ぎ、ヘリ基地反対協のテントの前に移動した。そこで昼食をとっている間、辺野古の浜周辺で . . . 本文を読む
19日(金)は午前中、船で平島の近くまで牽引してもらい、そのあと平島と長島の間を抜けて大浦湾に出た。深場での海底ボーリング調査に向けて、大浦湾でのカヌーの練習が続けられている。今日は瀬嵩の浜まで漕いだが、全員支障なく漕ぎきった。途中、カヌーのそばをウミヘビがすれ違い、しかまされた。
平島に向かう途中、キャンプ・シュワブの浜で、オイルフェンスをクレーンで浜に引き上げているのが見えた . . . 本文を読む
以下の文章は9月8日付琉球新報に掲載されたものです。
辺野古海域で新基地建設のために海底ボーリング調査が進められている。それに対し連日、陸ではキャンプ・シュワブのゲート前で抗議行動が取り組まれ、海ではカヌーや小型船による海上行動が取り組まれている。
七月以降それらの行動に参加し、現在はカヌーを漕いで海に出ることが多い。カヌーに乗るのは今回が初めてだが、辺野古の浜を出て平島に寄り、大浦湾に . . . 本文を読む
17日は、「沖縄基地負担押しつけ担当大臣」を兼務する菅官房長官が、自衛隊ヘリで辺野古を視察するというので、カヌー隊で辺野古の浜に、NO BASE !!の文字を記した。材料は浜に打ち上げられたホンダワラと枯れ木。テレビ局のカメラにも映っていたから、菅官房長官にも見えただろう。それとも、都合の悪い所は目をそらしたか。
16日に辺野古崎の南側にあったもう1台のスパッド台船も移動し、陸に . . . 本文を読む
15日は敬老の日で3連休の最終日だったが、いつも通り海底ボーリング調査に反対する海上抗議行動が取り組まれた。この日は波が高かったので、安全性を第一にして、辺野古崎南側のスパッド台船に対して抗議行動を行い、すぐに浜に戻った。
辺野古崎南側では、2台のスパッド台船が設置されて海底ボーリング調査が行われていた。そのうちの1台が13日に調査を終えて引き上げた。浅瀬での調査は最終盤にな . . . 本文を読む
琉球新報のホームページに、9月13日に行われた海上抗議行動で、海上保安庁が暴力的弾圧を加えている映像が公開されている。読者提供によるものだが、抗議船から撮られたもので、海上保安庁による暴力の実態がよく分かる。ぜひ見て多くの人に広げてほしい。
http://ryukyushimpo.jp/photo/storyid-231584.html
海上保安庁の保安官たちの中には、ニヤニヤ笑いながら暴 . . . 本文を読む
https://www.youtube.com/watch?v=AFy7cFSXbkc&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=O3LvFokFhRM
13日は午前、午後と二度にわたって辺野古崎南側のスパッド台船に対し、カヌー隊で抗議行動を行った。キャンプ・シュワブのゲート前から抗議行動の参加者がかけつけ、出発前に激励 . . . 本文を読む
11日は午前中天気が悪く、断続的に雨と雷が続いたので、カヌーで海に出ることは控えた。昼食後、天気が落ち着いたので、沖に出るチームと初心者練習をするチームに分かれて行動した。沖に出るチームは航路標識に沿ってマナヌ岩を目ざした。途中で潮の流れを確かめながら少し泳ぎ、リーフの外に出て波の感触を確かめたあと、豊原の浜に行って休憩した。辺野古浜の近くで初心者練習をしていた皆さんも、途中で合流し . . . 本文を読む
https://www.youtube.com/watch?v=GXgzfPYBAHY&feature=youtu.be
10日は朝、辺野古の沖に米軍の強襲揚陸艦ペリリューが姿を現した。辺野古の浜からは水陸両用車10数台がペリリューを目ざして海に入り、黒煙と水しぶきを上げて海上を走行していった。同艦に乗り込みはせずに引き返し、浜に戻ってから再び沖に出て、海上を走行する訓練をくり返し . . . 本文を読む
9日は旧暦の8月16日で大潮だった。午後12時34分が干潮だったので、それにあわせて辺野古崎南側のスパッド台船に抗議行動が行われた。前日いくつかトラブルがあり、海を歩いてスパッド台船を目ざすのは危険だということで、急きょ取りやめとなった。
https://www.youtube.com/watch?v=HnIr2oZy41s
辺野古の浜で潮待ちをしている間、金網のフェンスの向こうで . . . 本文を読む