東芝、「超解像技術」搭載の新液晶テレビシリーズ発表 79
ストーリー by soara
テレビにおまかせドンピシャですよ 部門より
テレビにおまかせドンピシャですよ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
東芝が「超解像技術」と呼ばれる、低解像度の動画から高解像度の動画を生成する技術を搭載した液晶テレビを発表した(発表資料)。
この超解像度技術は、地デジやDVDソフトといった1920×1080に満たないサイズの動画ソースについて、補間処理を加えて拡大した上で、元のソースを入力映像と比較してその差分を元に再度補正を加える、と説明されている。これにより「より自然で先鋭間あふれる映像」を実現している、と述べられている。
このリリースだけではいまいちどのようなアルゴリズムで補間処理が行われているのか不明だが、東芝によると「超解像技術を導入したテレビは世界初」とのことで、早く実機でその効果のほどをチェックしたいところだ。
詳細は2週間後に (スコア:2, 興味深い)
そのときにどれ程かは判るでしょう。
アップスキャン後の画像、と称してHD-DVDコンテンツ流してたら、大爆笑ですが。
#結局、PS3とどっこいどっこいだと思いますがね。
Re:詳細は2週間後に (スコア:1)
でしょうね。むしろPS3以下の可能性も高そうな・・・・
記事を見る限り、今回のはテレビにアプコンを付けたって所がウリで、
そのアルゴリズム自体がすごいって言うわけでもなさそうですし。
ソニー松下辺りがレコーダーでやってる機能を、テレビに付けた感じでしょうか。
まあ実物を見るまでは何とも言えませんが。
更に細かい詳細は (スコア:1, すばらしい洞察)
データ処理では昔からありました (スコア:1, 興味深い)
行われてきました。たとえば、ハッブル望遠鏡のピンぼけ補正などです。
その補間アルゴリズムは一般にはブラインド・デコンボリューションで、
それ自体の演算量もさることながらうまく拘束条件を設定しないとそれらしく収束しません。
演算量の最適化と、拘束条件の設定が、キモですが、これがリアルタイム・民生レベルで
実用になるというのはちょっと驚きです。
まあ、適当にに手抜きもしているのでしょうが。
あくまで拘束条件は推定でしかないので、この推定が外れると悲惨なことになりますが、(誤補間)
MPEGのブロックノイズを見分けられるのか興味がありますね。
昔からあったデータ処理というと (スコア:1)
Re:昔からあったデータ処理というと (スコア:1)
ぐらい行きましょうよ。
既に買うつもりになっていますが (スコア:1)
元々REGZAは画作りは良くても遅延が微妙ですからね。
そんなに映像遅延も入力遅延もそれほど気にしないタチですが、
流石に8フレ(今の倍ぐらい?)になったら切らないとゲームに
ならないでしょうからね。
Re:既に買うつもりになっていますが (スコア:2, 参考になる)
なので、映像の遅延は1フレームに満たないと思います。
Re:既に買うつもりになっていますが (スコア:1)
AV Watchの記事を見るとフィードバックループのあたりで多段化できそうだし。
うじゃうじゃ
Re:遅延気になる? (スコア:1)
毎週の(据え置きゲーム機用)新発売ゲームを見て
HDに対応したもの(360&PS3)と非対応(Wii&PS2)どっちが多いと思います?
発売済みのPS2積みゲーとか入れたら
確実にアプコン需要はあると思いますが。
NECのとは違うのか (スコア:1)
このNECのは元がHDソースだと信じてしまうほど補完がうまく行われていたのですが、このレベルの製品であれば、正直購入を考えてしまいますね。
アルゴリズムが気になる (スコア:0)
速度的にソフトウェアでも問題なく実装できるのであれば、
VLC media player とかに同様の機能が追加されると非常に嬉しいですね。
# そうすれば、古くてサイズの小さい××系の動画資産が…
Re:アルゴリズムが気になる (スコア:1)
Re:アルゴリズムが気になる(自己レス) (スコア:1)
二次元補間とパターン認識の組み合わせ?(Re:アルゴリズムが気になる(自己レス) (スコア:2, 参考になる)
東芝のプレスリリースより。読みやすく直しました。(プレスリリースの解説図を見るとある種のサーボとも言えるループ系が構成されてるっぽいのがわかりますが)
一回解像度を落とすのは、あくまでも元画像と比較して、元の解像度にした場合にどのくらい劣化してるかを比較してOKかNGか判定したり補間アルゴリズムの係数を変更したりするためであって、一度解像度を下げたものをそのまま拡大してる訳ではなさそうですよ。
三次元処理(と言うか動き予測)が絡んでるとしたら、の精細度チェックの時との「この映像を入力映像(1)と比較」あたりではないかと思いますよ…同じ細かい部分でも動いてる場合と動かない場合(プレスリリースの写真を例にとると風が吹いてるときと吹いてないときでは草の部分のテクスチャを拡大する時の最適化手順は異なるかと。)がありますからね。
# それにしてもSparseEngineのユニット何個使って実現してるんだろうか…
Re:二次元補間とパターン認識の組み合わせ?(Re:アルゴリズムが気になる(自己レス) (スコア:1)
スカスカじゃないですよ。
# 正しくは SpursEngine。ただし今回発表の機械に使っていたかどうかは疑問
ターゲット層 (スコア:0)
もちろんこれでモザイク解j(ゲフンゲフン
なんて商法を狙っているのだろうか?
Re:ターゲット層 (スコア:5, おもしろおかしい)
Re:ターゲット層 (スコア:3, すばらしい洞察)
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
一方ロシア人は (スコア:1)
Re:一方ロシア人は (スコア:2)
>ダイヤモンドトロン平面ブラウン管ディスプレイを1台確保してます。
私もゲーム機や古いパソコン用にRGB15kHz入力付SDブラウン管モニターを一台確保していたのですが2年ほど前
に高圧部から煙吹いて死亡しました。
どうしたものかと悩んだのですがスキャンコンバーター(XRGB-3)+PC用液晶ディスプレイで今は対処してます。
画質的にはSDブラウン管に比べると"悪い"ですが維持する手間を考えてブラウン管はあきらめました。
ディスプレイアームを付ければ横画面、縦画面の切り替えが楽で使い勝手は良くなりましたよ。机の面積も広く
なったし…。
Re:一方ロシア人は (スコア:1, 興味深い)
Re: (スコア:0)
違いが分からないorz (スコア:0)
うぅぅ
予想される違い (スコア:2, おもしろおかしい)
BlueRayの画像:肌に毛穴や小皺が目立つ。
Re:予想される違い (スコア:1, 参考になる)
同時に発表されたDVDプレイヤー [impress.co.jp]にも「XDE」
とのふれこみの高画質アップコンバートが載っています。
で、これについては海外ですでにレビュー [cnet.com]が出てまして…
こちら [2ch.net]に日本語訳も出てますのでよろしければどうぞ。
Re: (スコア:0)
HDになると見えなくてもいいものまで見えてしまうので困ります
Re:予想される違い (スコア:2, おもしろおかしい)
ってありました。
何が見えたというのだろう?
Re:予想される違い (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:予想される違い (スコア:1, 興味深い)
なぜ?
Re: (スコア:0)
現場ファンにとっては当時から
了解済みの話だからなあ
初現場で萎えたというファンも当時は多かった
Re: (スコア:0)
こういうのは実物見ないと何とも言えんけど (スコア:1)
Re:こういうのは実物見ないと何とも言えんけど (スコア:1)
後は芝生の芝がピンボケしていない。
#1423505 [srad.jp]でも書きましたが、補間処理の時に時間軸に配慮しているっぽいですよ。
それが単純な動き予測をループ変数に用いたループ系だけであるというよりは、残像処理を逆手に取った何某かを補間技術に組み込んでいないかと言う感じがします…ひょっとしたら(デジタルオーディオでは使い古されていますが)「四倍オーバーサンプリング」みたいに、最低でも三フレーム間の流れを予測して、「そこにあるべき映像」を決定しているのかも…どのくらいの演算をやってるのやら…
Re:違いが分からないorz (スコア:1, 興味深い)
Re:違いが分からないorz (スコア:1, おもしろおかしい)
これで良い? (スコア:0)
2.(元画像+画像処理後の画像x係数) → 拡大 → 表示
世界初! (スコア:0)
こんな言葉遊び的な世界初ばかりがあふれる世の中になっちゃったなぁ
Re:世界初! (スコア:1)
この言葉が耳慣れないのは本当に世界初だからで、言葉遊びで世界初にしてるのとは違うんじゃない?
言葉遊びで世界初ってのは、映画の世界初とかでしょ。
「公開から○○日で○○するのは世界初」とかって、変な条件つけて世界初を乱発する。
それとは全然違うと思う。
Re:世界初! (スコア:1)
よくある「全米NO1ヒット」は、封切り後のファーストウィークエンドの
興収が1位だったという意味なので、おおむね「オリコン1位」と同じ意味ですね。
うまく公開時期を考えつつお金をかけたプロモーションをすれば、
それほど難しくはないと思います。毎週入れ替わるのも普通ですから。
Re:世界初! (スコア:1)
まて。こういうときこそ成分チェッカー [malib.net]の出番だ。
意外とあるぞ。それも絶対数のレベルで。と言うことはその誰も使ってないは間違いだ。
fjの教祖様
Re:世界初! (スコア:1)
「超解像度技術」みたいなのはダブルクオートでくくっとかないと「超」「解像」「度」「技術」がそれぞれどっかに入ってるページが引っかかります。
で、くくった状態で成分チェッカーにかけると
「"画像処理"」の認知度: 約 433000 件
「"画像処理" "超解像度技術"」の認知度: 約 45 件
「"画像処理"」には 0.01039 パーセントの「"超解像度技術"」が含まれています!
「"画像処理"」の認知度: 約 433000 件
「"画像処理" "超解像技術"」の認知度: 約 1210 件
「"画像処理"」には 0.2794 パーセントの「"超解像技術"」が含まれています!
こんな感じ。「超解像度技術」がほとんど使われてないのは確かですね。
単体で検索しても
"超解像" に一致する日本語のページ 約 73,800 件 [google.co.jp]
"超解像技術" に一致する日本語のページ 約 29,400 件 [google.co.jp]
"超解像度技術" に一致する日本語のページ 約 796 件 [google.co.jp]
といったところです。
まあ、「超解像」は、画像処理の分野ではそれなりに知られてる技術だけど、世間一般ではそれほど知名度が高くないのは確かでしょう。
Re:世界初! (スコア:1)
単語の分割云々以前に、スラドのストーリー [srad.jp]にてokky氏も含めて誰もこの成分チェッカーをあてにしていないですよ。
それはそうだと思います。ネタにマジレスから結論を書くと読んだときの説得力に欠けるのでご注意を。
LIVE-GON(リベゴン)
Re:世界初! (スコア:1)
「単なるアップコンバートに超解像度技術なんていう大層な名前をつけて世界初をうたってるんじゃねーよ」
なんでしょうけど、ほかのコメントにもありますが「超解像度」じゃなくて「超解像」という
画像処理では有名な技術です。
別に東芝やNECが勝手につけた名前じゃありません。
検索すると、大学は当然として日立やリコーなんかの研究開発報告もでてきますし、
人工衛星やハッブル望遠鏡の写真、ハリウッドの映画に超解像を適用するはなしも出てきます。
今までの技術じゃアップコンバートした後の画質が悪いから、超解像で画質を大幅に改善しましたよ、というのを
アピールしたいから超解像を全面に押し出しているんでしょう。
ここ数年のテレビメーカー間での開発競争に勝って最初に搭載したんですから、
世界初をうたってもいいじゃないですか。
Re:世界初! (スコア:1, すばらしい洞察)
少し頭を冷やしてから書き込むようにすると良いですよ。
なんにでも反応して書き込む必要はありません。
Re:世界初! (スコア:1)
いや、技術を売りたいと思ってるのはNEC [gigazine.net]でしょう。
東芝はこれでBlu-rayに対抗できると本気で思ってるはずですよ。
Re:ノイズ除去 (スコア:1)
Re:ノイズ除去 (スコア:2, 興味深い)
前後フレーム探索をしない1枚絵で行うアルゴリズムでさえ
一番きれいなモードだと処理能力が足りなくてリアルタイム処理できないようです。
ということは、TV搭載版の超解像処理はコスミオ以下なのではと思ってしまう。
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITxw000018082008&cp=3 [nikkei.co.jp]
#家電業界の標準は次期モデルのためにあえて全力出さない戦法
Re:ノイズ除去 (スコア:1)
どこまでやれるか見物ですが、相当な代物ではある(Re:ノイズ除去 (スコア:2, 興味深い)
で、機能自体は二つのLSIに分割されてるっぽいですよ。
右下にRAMっぽいのが三個並んでるから、右側のLSIにデジタル動画を入れて画像の比較判定やテクスチャ検出をやって、左側で拡大縮小の演算をやって、両方のLSIでループ系を組んだ挙句に最終的には左側のLSIから出力してるのではないかと思いますよ。
今の微細プロセスを用いても、HDTV画像を作れるだけの演算量の代物をワンチップ化は出来ないから一部の機能は分けて別チップで演算してるようですね。
ひょっとしたら動的にノードを割り当てて分散処理してるかも知れませんが(^^;