いや、俺が中学生の時なんか、デジモンペンデュラムXっていう薄型のデジモンがあって、それを授業中に筆箱に中にいれて触ったり、
教科書を立てて漫画を仕込んで読んだり、ノートに絵を書いたり、机に穴を開けたり、修正液を詰めたり…そういう暇つぶししかしてなかった。
いや、高校で、ついに「ケータイ」を手に入れたけど、授業中にメール送るなんてしたことない。やることと言えば、マナーモードでニコニコ動画のコメント含めてキャプチャーした動画をケータイで見れるようにして何個にも分割して見たり、mixiの友達の日記を読むぐらいだ。
月がきれいはLINEが物語の核になっているといっても過言ではないんだけど、スマホの凄さ、LINEの凄さっていうのを再認識した。
ケータイで授業中にメールが不可能な理由の一つにタイプスピードがどう考えても遅いのがある。しかも機種によっては普通にポチポチ音がする。大学で塾講師のアルバイトしてわかったことだけど、「なにかしてるな」ってやつはある程度わかるから、バレてることは前提なんだけど、自分から「俺はサボってます」と告白するようなもんだ。正直、短時間というか、20秒程度だと普通にスルーするというか、「まぁいろんなことに多感な時期だからな」と見逃すわけ。
スマホのすごいところは、まず、音がでない。タイプスピードが速い。そしてLINE。LINEがすげーのは途中で送信してもなーんにもおかしくないし、スタンプ機能がある。
例えば、友人から「今日これおわったらゲーセンいくべ?」と来たとする。「いくぞ。ほか誰か誘う?」というのは、ケータイだと、そのまま「いくぞ。ほか誰か誘う?」とうつ必要がある。大体、文面読んで返信終わるまでに15秒ぐらいか。
でも、LINEだと、まず、メッセージきたら、ロック画面をチラっと見るだけで内容が把握できる。そして「いくぞ」で一旦、行くことの表明ができる。そのあと、「ほか誰か誘う?」という。これはすごい。下手したらスタンプがあるので、「行くぞ」はワンタップだ。むしろ、グループ機能があるから、グループに投稿すれば「ほか誰か誘う?」なんて言う必要がない。合計は60秒ぐらいかかるもの1動作はいくらトロいやつでも5秒もかからない。
こんなの授業中に触るなというほうが無理だ。無敵すぎる。