2024-12-04

記憶について

これはそうしす🛡29 Advent Calendar 2024の 4 日目の記事です。

前日(3日目)は hoshi さんによる『プログラミングの基本その1【dllについて】』という情報提供でした。

Windows の基本は DLL であり、この基本概念はほかのプログラミングでも同じだよ~という理解を得ました(合ってるかなぁ?)。

PythonJavaScript とは違い、OSが持つ組み込みAPIに近い部分を触るのでセキュリティ的にも怖い部分がある一方で、うまく使えるようになればとっても強力な武器となりそうですね。

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 ※以降は本記事の本編ですが、代理投稿です。

  執筆者(Eさん)の許可は得て、私が代わりに投下しています

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人間記憶力は年齢とともに衰えるとされているそうですが、本当なのでしょうか?

私自身も歳を重ねる毎、体感的には短時間記憶するという事がやり辛いと感じてはいます

ですので、そもそも脳のメカニズムから考えてみました。

知っている方は多いと思いますが、記憶には短期記憶と長期記憶に分ける事ができます

短期記憶として海馬収納された物事は、時間とともに大脳皮質に配布されて長期記憶に変化していきます

短期記憶は思い出しが容易だが覚えられる量は少なく、長期記憶は長い間覚えていられるものの、思い出したくても上手くいかない事や、そもそも思い出せない事を経験した方は多いと思います

この短期記憶で覚えていられなかった事や、長期記憶で思い出せなかった事を我々は「忘れる」と表現します。

忘れるという行為は、人間の脳を健全に保つためには必要な事だと言われています

記憶の中で必要な事と不要な事を判断し、必要な事は覚え、不要な事は忘れるようにしているというのが一般的な考えのようです。

一方で、忘れる事が出来ない超記憶症候群と呼ばれる方々もいます

一度見たり聞いたりした物事を生涯忘れず覚えていられるという羨ましいとも思える能力を持っています

しかしながら、嫌な記憶も決して忘れる事ができないので、一概に良いとは言えないところです。

超記憶症候群の方々は症例が少ないため研究が進み辛いそうですが、健常者と比して脳の何が違うという点は見受けられないそうです。

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話は変わって、脳の働きについて作業療法リハビリテーション)の観点から興味深い話があります

脳は飽くまで臓器の一部であり、思考記憶をはじめ、あらゆる行動に優劣を付ける事無く、ただ単純に効率化し続けているというものです。

観測された事象で、脳に損傷を受けた方がお腹が空いているにも関わらず、目の前に配膳された食事を食べられない事があります

ご飯・おかず・小鉢飲み物が同時に目前にあると、どれから手を付けて良いかからなくなってしまうそうです。

その方に対し、ご飯のみの単品で配膳すると普通に自分食事を取る事ができるというものです。

単品での食事に慣れてきたら、2品、3品と徐々に品数を増やして食事をするトレーニングします。

当初は複数品目から食べるもの選択しなければならない事に脳がオーバーフローを起こすのですが、まず自分で食べるという動作に慣れ、徐々に食品を選ぶという事に慣れさせていきます

少々強引ではありますが、この事から生命の維持に必要食事よりも、選択できないという脳のオーバーフローが優先される事、慣れという効率化の結果が選択という判断に反映される事が垣間見えるのではないかと思います

ここまでで、脳の記憶に関する機能に大きな差はなく、効率化するだけというならば、我々の持つ記憶力は効率化の結果の差異しかないと言えるのかもしれません。

また、年齢による記憶力の減衰というのは、結果だけ見ると正しく見える気はしますが、長年の慣れや習慣を変えたりすることが不要であるとして、脳が忘れることを選択しているだけではないかと思います

まだまだ脳の仕組みは解明されていないものも多いですが、原因と結果をロジカルに考えて今までの思い込み排除できれば、案外簡単に良い結果を得られると思いますので老若男女問わず、色々と考えてみて下さい。

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本稿はそうしす🛡29 Advent Calendar 2024 - Adventarの 4 日目の記事です。

5 日目の記事どうやって文書を書く/残していくのがいいのかな - 構造化文書とWYSIWYG となる予定です、お楽しみに!

(´へωへ`*)

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