2024-12-21

ウォーターフォール開発者ユーザーではない開発者

最近分かったけれどウォーターフォールアジャイルの違いって開発者ユーザーかどうかの違いなんだよな

開発者自身が作っているソフトウェアユーザーだと、使っているうちに仕様の変更に自然と気付くし

ユーザーの状況・環境の変化や社会技術の変化によって仕様が変わるのは避けられないっていうことに気付くから

最初仕様を固めるウォーターフォールのやり方は根本的に間違えてると分かるんだけど

ユーザーじゃない人は他の観点(開発工数とか予算とか)に左右されるから仕様を固めようとする

そもそも人間が使う以上は仕様なんて変わるのが当たり前なんだけど、それから目を反らしてるのがウォーターフォール

ちゃんと向き合ってるのがアジャイルっていう整理がつく

よく家とか車とかはウォーターフォールで作る、みたいなこと言うけど

設計だって建築する人だってその家に住むわけじゃ無いか仕様の変更っていう観点を持たないっていうだけだよね

家に住んでると「やっぱりこうすれば良かった」とか「趣味が変わって部屋が必要になった」みたいな仕様変更は当たり前で

物理的に建て直すことができないか我慢してるに過ぎない

自動車についても状況の変化や想定外によって仕様変更は当たり前だけど買い替えという形で対応してるし

それが金銭的に難しい人は我慢してる

自動車中古車市場が充実してるからローンで買うのが正解というのはこの辺の買い替え需要もあるよね

一方でソフトウェアだと大半の場合仕様変更に対して「技術的に」対応することは可能なんだけど

ウォーターフォールと金銭的な問題で作り直しになることが多いし

自動車みたいな汎用物じゃなくて専用設計で一から作り直すことになるからコストが割に合わないことがほとんど

なので、その仕様変更に最大限満たそうとするのがアジャイル開発で、そのために必要なのが動いているコードコミュニケーションリスクの共有

こういう事情を分かって無い人が「ウォーターフォール必要」って言うけど、必要ではなくて諦めてるだけだよね

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