2024-12-26

モノを売るならアメリカ中国しかないという事実

自動車の年間販売台数を国別にみると、中国が一位、二位がアメリカで、世界販売台数の5割近くを占めてるそうだ。

インド日本ドイツ、ほぼGDPの順だ。

そりゃそうだ、GDPの一位二位がアメリカ中国なんだからGDPってどれだけ消費活動をしてるかの指標だし。

分野によっちアメリカ一位で中国二位、分野によっち中国一位でアメリカ二位、そんな感じで競ってるんだろ。

とにかくとして、車売るならアメリカに売るか中国に売るかを考えるのが王道ってわけだ。

例えばさ、ラーメン屋やるとしてな、ラーメン消費量が多いところ、つまり人が多いところで開店するだろ?

一番ラーメン消費しそうな層をターゲットマーケティングするだろ?

で、中国にこの先日本車をどれだけ売れるのかって話で?

中国って変な国で、やたらアメ車売れる国だったんだよ。

やたらっていったって、他の国に比べたらの話で、アメ車ばっかってわけじゃないけどさ。

他の国だったら、せいぜいその国の国産車、それ以外だとドイツ車と日本車だけだろ?

実際、ドイツ車と日本車だけだったでしょ?価格と性能が見合ってたのは。

あと韓国車か。

余談だけど、中国じゃ、昔から意外とアメ車が売れてた。

なんか国民性が似てるんだろうな。

デカいことはいいことだみたいなこと考えるバカ比率が意外と高かったり、あとステータスとして高級車買ったりするときに、なぜかアメ車が選ばれたりして。

そんな中国も、鬼のようコスパ中華EVが全部食う勢い。

まあそうだよね。

で、この手のアメリカ中国を取ったもん勝ち!っていうのって、ほとんど全ての業界がそうなわけで。

なにせ、金持ってるのはアメリカ中国なんだから

で、アメリカにモノ売ろうとすると、トランプが足元みるわけ。

アメリカ以外にモノ売れないんだから関税くらい我慢しろよw」

じゃあ、中国にモノ売れるかっていうと、もうモノづくりじゃ中国に勝てないからまず無理って感じ。

そりゃ一部は勝てるけどさ、じゃあそれを中国に輸出できるかっていうと、中国に輸出しちゃダメだって圧がアメリカから来るわけ。

半導体製造装置とかさ。

国がメンツをかけて代替技術を開発しちゃったりするから、長期的には負けなんだけど。

また話が逸れた。

中国にモノを売るかアメリカにモノを売るかしかないって世界なっちまったわけ。

今までだったらだ、国際認証とかISOかいうショバ代を払う仕組みを作って、ショバ代さえ払えば、アメリカヨーロッパにモノ売って食わせてもらえてたわけ。

アメリカヨーロッパしかマーケットがなかったからさ。

2000年代以降、マーケットアメリカヨーロッパという構図が変わって、マーケットアメリカ中国なっちまった

その他のマーケットも、インド以下でヨーロッパ日本以外って国々は、全部中国に持ってかれちまった。

どうすりゃいいんだよ

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