自動車の年間販売台数を国別にみると、中国が一位、二位がアメリカで、世界の販売台数の5割近くを占めてるそうだ。
そりゃそうだ、GDPの一位二位がアメリカと中国なんだから。GDPってどれだけ消費活動をしてるかの指標だし。
分野によっちゃアメリカ一位で中国二位、分野によっちゃ中国一位でアメリカ二位、そんな感じで競ってるんだろ。
とにかくとして、車売るならアメリカに売るか中国に売るかを考えるのが王道ってわけだ。
例えばさ、ラーメン屋やるとしてな、ラーメンの消費量が多いところ、つまり人が多いところで開店するだろ?
一番ラーメン消費しそうな層をターゲットにマーケティングするだろ?
やたらっていったって、他の国に比べたらの話で、アメ車ばっかってわけじゃないけどさ。
他の国だったら、せいぜいその国の国産車、それ以外だとドイツ車と日本車だけだろ?
実際、ドイツ車と日本車だけだったでしょ?価格と性能が見合ってたのは。
あと韓国車か。
なんか国民性が似てるんだろうな。
デカいことはいいことだみたいなこと考えるバカの比率が意外と高かったり、あとステータスとして高級車買ったりするときに、なぜかアメ車が選ばれたりして。
まあそうだよね。
で、この手のアメリカと中国を取ったもん勝ち!っていうのって、ほとんど全ての業界がそうなわけで。
「アメリカ以外にモノ売れないんだから、関税くらい我慢しろよw」
じゃあ、中国にモノ売れるかっていうと、もうモノづくりじゃ中国に勝てないからまず無理って感じ。
そりゃ一部は勝てるけどさ、じゃあそれを中国に輸出できるかっていうと、中国に輸出しちゃダメだって圧がアメリカ様から来るわけ。
国がメンツをかけて代替技術を開発しちゃったりするから、長期的には負けなんだけど。
また話が逸れた。
中国にモノを売るかアメリカにモノを売るかしかないって世界になっちまったわけ。
今までだったらだ、国際認証とかISOとかいうショバ代を払う仕組みを作って、ショバ代さえ払えば、アメリカとヨーロッパにモノ売って食わせてもらえてたわけ。
2000年代以降、マーケット=アメリカとヨーロッパという構図が変わって、マーケット=アメリカと中国になっちまった。
その他のマーケットも、インド以下でヨーロッパと日本以外って国々は、全部中国に持ってかれちまった。
どうすりゃいいんだよ
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