「子どもは3歳まで母親と…」の母性神話を打ち破る 研究と調査報道の接点
https://frontlinepress.jp/6609
三歳児神話と、乳幼児の愛着を母親に求める論は同じではないのでは?という意見もあるだろうが
次の記述がある
このうち、①の「小さいとき、3歳くらいまでが大切」は真実であり、発達心理学的にも大切にしたいと思います。でも、なぜ大切なのかを考えてみたいですね。それは愛される経験が必要だからです。そして、その愛とは、母親の愛ももちろんですが、母親だけではありません。父親や祖父母、保育者や近隣の人など、子どもを大切に育もうとする人々の愛に見守られて子どもは健やかに育っていくのです。それなのに、幼少期に母親の愛情の必要性だけを強調・偏重するところに「3歳児神話」の問題の一つがあると言えます。
その根拠とされたのが、英国の精神科医ジョン・ボウルビィの研究です。20世紀初頭から問題となっていた、欧米の乳児院などで育てられていた子どもたちの発達の遅れや異常を調査し、その原因を「母性的養育の剥奪」に求めたのです。ただ、その研究が日本に導入・紹介されたとき、ボウルビィの言う「母性的養育の剥奪・欠如」、つまり「温かな養育環境の剥奪・欠如」は「母親不在」に置き換えられました。そして、「女性は家庭で育児に専念すべきであり、それがなされないと、子どもの成長発達が歪む」という形で、②③が強化されてしまったのです。
つまり赤ちゃんは母親との愛着を育み~~とかそういうのは生物学的とか心理学的な根拠があるかのように語られているが現実は別に前提が間違っていただけということになる。
母子関係を特別視している偏見が存在する・・・というところだろう。
【追加】
レファレンス協同データベースに資料紹介があった
事例作成日 2024/01/18 登録日時 2024/03/01 00:30 更新日時 2024/03/01 00:30
提供館 宮城県図書館 (2110032) 管理番号 MYG-REF-23017
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000346742&page=ref_view
ジョン・ボウルビィの愛着理論が元で、三歳児神話が発表がされたものの、その後批判を受けたり研究が進んで、母親が育てることが重要なのでなく愛着対象となる保育者が固定されていること(または数人以下)が重要だとわかったそうですが、ボウルビィ自身の著書でそれを認めたことがわかる資料はありますか。
また、三歳児神話は否定され、子どもの愛着対象は母親のみでなく保育者が固定されていれば良いと今は言われていますが、その研究内容に関する資料はありますか。
に関する有識者懇談会(第4回)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_sodachi_yushiki/dai4/gijiroku.pdf
ここでも多少触れられている。
挙げられている資料はまだ読んでいないが乳幼児は母親を求めるとか、乳幼児は母親が大好きというような考え方は本当に正しいのか?現代人の思い込みではないのか?再考する時期にとっくに入っていると思う。
のだめカンタービレの作者は下方婚して旦那が専業主夫やってるけど子供二人はパパっ子で、パパが忙しい時に作者が面倒見ると「パパじゃなきゃイヤアアアアア」って海老反りになっ...