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2016年12月7日のブックマーク (2件)

  • 朝鮮植民地支配の「不都合な真実」を暴く注目の一冊(堀川 惠子) @gendai_biz

    少女だった母の100年物語 自分の親の生涯を正確に知る子どもは、どのくらいいるだろう。 私がまだ小学生の頃、家の書斎の棚に、結婚前の父が母に贈った『智恵子抄』を見つけたことがある。赤茶けた古には短い手紙が挟まれていて、それと分かった。以来、二人の馴れ初めを尋ねるも、はぐらかされっぱなし。親戚のおじさんたちに探りを入れ、ようやく事情が掴めたのは大人になってからだった。 船曳由美著『一〇〇年前の女の子』が文庫になった。編集者としても名高い著者が、母親の人生を丹念に聴き取った、文字通り100年の物語。前半は、明治42年生まれの母が幼少期を過ごした北関東の田舎町が舞台。べ物に着る物、茶摘みに祭りと“百姓”の素の暮らしぶりを伝える記述は、民俗学的な記録になりそうなほど豊かだ。 そんな母がやがて上京し、苦学しながら新渡戸稲造や吉野作造らの講義を受けつつ知的に成長してゆく。変化の大きさが途轍もない

    朝鮮植民地支配の「不都合な真実」を暴く注目の一冊(堀川 惠子) @gendai_biz
  • asahi.com(朝日新聞社):日本の土器、世界最古なの? - 文化トピックス - 文化

    の土器、世界最古なの?2009年10月3日11時6分 「日の土器が世界で一番古いってホントなの? なんでなの?」。半月ほど前、会議の席上、特捜隊長から突っ込みを入れられた。「そういえば変ですね。でも、なぜか、そういうことになってるんですよね」と、文化財・歴史担当ながら、答えにならない答えをつぶやいた私。「土器が生まれた理由も含めて調べてみてよ」との一声で、調査を始めることにした。 ◇ 東京・池袋のサンシャインシティにある古代オリエント博物館を訪ねた。世界各地の古い土器など、約200点を集めた展覧会「世界の土器の始まりと造形――ドキドキ! 土器って面白い!」が、11月29日まで開かれている。 同館研究員の津英利さん(西アジア考古学)に聞くと、「今のところ、東アジアの土器が世界で一番古いのは間違いありません」と答えてくれた。 現在、世界最古と考えられる土器の一つが、青森県大平山元(おお