この項目では、福島県会津地方の郷土玩具について説明しています。 福岡県の方言でふんどしを指す赤べこについては「ふんどし」をご覧ください。 岩手県を本拠地とする野球のクラブチームについては「岩手21赤べこ野球軍団」をご覧ください。 「あかべぇ」はこの項目へ転送されています。 会津若松市のコミュニティバスについては「まちなか周遊バス」をご覧ください。 アダルトゲームメーカーについては「AKABEiSOFT2」をご覧ください。 赤べこは、赤い牛に似せた張子である。会津地方の郷土玩具であり、子どもの魔避けとして用いられてきた。体色の赤には魔避けの効果があるとされ、黒い斑点は痘を表し、病にかかっても重くならないように子どもに赤べこを贈る風習があった[2]。 天正年間に、蒲生氏郷が殖産振興のために招いた技術者から張子製作が伝わった[1]。赤べこの由来は諸説あり、平安時代に蔓延した疫病を払った赤い牛の伝