東京ゲームショウといえば、ゲームやそれに関連した企業が出展するというのが常識だ。だがビジネスソリューションコーナーには、「北海道IT推進協会」という少し意外な名称のブースが存在する。 その中を覗いてみると。アジェンダ、ゲームドゥ、ジースタイル、ハートビットなど多くの企業が並んでおり、携帯電話向けのゲームや、エンタテインメント系コンテンツを中心に出展をしているようだ。 なぜ北海道のIT企業がゲームショウに出展を? という疑問を投げかけてみたところ、実は北海道は元々ゲームと関係が深いのだという。北海道といえば元々ハドソンが誕生した所であり、そこから独立した人たちが会社を立ち上げたのをきっかけに、コンピューターゲームやエンタテインメント関連を手掛ける企業が増えていったのだそうだ。考えてみれば「初音ミク」を生み出したクリプトン・フューチャー・メディアも、北海道の企業である。