「まぐろラーメンを食べに行きたい」と言い出したのは妻の方である。「まぐろ」と聞くと僕は、トラウマというわけではないが、飲食店で「刺身が生だぞ」と騒いだ上司を否が応でも思い出し、身体に無駄な力が入ってしまう。出来るだけ無駄な力を入れるような事態は避けたい。「なぜチャーシューやタマゴを差し置いて鮪がラーメンに乗らねばならぬのか……。エクストリームっていうの？ そうやってありえないことをやって注目を集めようとするのは現代の……」という僕の言葉は「泣き言は聞きたくない」という一言に消されてしまいました。 向ったのは神奈川県三浦市三崎漁港。 超安い！ ブリ4切れ500円に手を伸ばす妻の手。 まぐろで有名な漁港で週末は大賑わい……にしても混雑が酷いと思ったら、 この方のイベントのせいであった。 市場では珍味まぐろの胃袋も買えるよ。もちろんゲット。 市場だけではなく、街中にもお魚屋さんがあっていい感
滋賀県に移住して5ヶ月。毎日会社と家の往復しかしていない上に、滋賀県で友達もできず。休日も保険屋さんとスーパーにしか行ってない。というのも滋賀県はなにもない。 いや、“なにもない”と言ってしまうのは語弊がある。生まれ育ちと28年間過ごしてきた大阪に比べると遊べる場所やスポットが少ないということ。 大阪は都会で電車に10分も乗ればショッピングモールだ映画館だ飲屋街だと賑やか。遊ぶことに困らないのだ。それに比べて滋賀県はのほほんとしていて移動は車が当たり前で近代的なスポットも少ない。“遊ぶ”という概念が大阪と少し違うように見える。 と思ってみたものの大阪でも大して友達もいなく遊びに行ってなかった僕が偉そうに言えることでもないし、滋賀県の街をも持て余している。 そんなこんなで滋賀県についていろいろと調べてみると大阪とは一風違った味のあるディープなスポットがあることを知った。 滋賀県近江八幡市の湖
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