外交部の姜瑜報道官は13日の定例記者会見で、「中国から輸出された武器が輸出先国内の武力衝突をエスカレートさせているのではないか」との批判について、次のように述べた。 (中国が動乱のある国に武器を輸出しているという)批判は根拠がなく、事実と異なる。中国は軍事品の輸出には一貫して慎重で責任ある姿勢をとってきた。また▽輸出国の正当な自衛能力に役立つこと▽関係地域と世界の平和・安全・安定を乱さないこと▽受領国の内政に干渉しないこと――という3つの原則を順守している。 通常の軍事貿易に関しては、中国は多くの国と正常な協力をしている。このような協力関係は中国の軍事貿易政策と法規、および国際的責務に沿ったものだ。 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の統計によると、2000〜2004年の通常武器輸出額は米国が259億3千万ドル。中国は14億3600万ドルとなっており