100億円規模を目指す 「ポテりこ」は、ジャガイモを使用した「じゃがりこ」ブランド発祥のホットスナック。現在はアンテナショップ「カルビープラス」などで取り扱っている。店内で揚げて提供する商品で、外側の「カリッと感」と、ホクホクとした中身が特徴だ。見た目はじゃがりこのような円筒状で、じゃがいもをカットした一般的なフライドポテトとは形状が異なる。 同社が現在、冷凍食品事業として展開しているのは、こうした業務用やグループ会社のカルビーポテトが手掛けるOEM商品など。現在の売上規模は年間10億円ほどだが、家庭用などへの本格参入によって、近いうちに100億円規模を目指すという。 同社の江原信(まこと)社長は「ただの冷凍食品ではなく、カルビーらしい特徴のある冷凍食品を全国のスーパーに卸したい」と説明。第一歩として家庭用「ポテりこ」の商品化を進めたい考えだ。業務用と家庭用の比率は、現時点では「家庭用がや