邦画プレゼン界の生ける伝説! 『邦キチ』空前絶後のシーズン8が火を吹くッ!!今回も「映画について語る若人の部」を舞台に、もはやラブコメのヒロインとしての風格すら漂わせ始めた邦画中毒女子高生・邦キチが、まずまずの洋画好きな部長・洋一を相手に絶妙なチョイスの邦画(一部例外アリ)を 愚直にプレゼン!プレゼン!!プレゼン!!!その視点、その愛情、その圧力ーー。全てにおいてシーズン7を凌駕ッ!!銀河系初の邦画プレゼン漫画、未だとどまることを知らない進化の真っ只中です…!!
せっかく人生に一度きりの機会なので、『シンエヴァ』を鑑賞しての感想をまとめて書き残しておきます。あまりにもネタが多すぎて触れられなかったあれこれもありますが、ご了承ください。 [3/10追記] 必ず『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を納得いくまで十分に鑑賞後、お読みください。あなたが感じた「あなただけのエヴァ」を、大切にしてくれると嬉しいです。 [3/16追記] 「Shiro SAGISU Music from“SHIN EVANGELION”」入手にともない、楽曲に言及した箇所へ追記を行いました。 エヴァとともに“オタク”に育ったどうしようもないくらいエヴァが大好きな中学生、それが24年前のわたしでした。 1982年9月生まれのわたしが最初にエヴァと出会ったのは、既に旧劇場版『THE END OF EVANGELION』も公開され『新世紀エヴァンゲリオン』が過去形になりはじめた1997年8
※この文章は『天気の子』のネタバレ内容を含みます。映画館でまだご覧になっていない人はご注意ください。 新海誠監督作品 天気の子 公式ビジュアルガイド 作者: 東宝,コミックス・ウェーブ・フィルム,角川書店出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2019/08/09メディア: 大型本この商品を含むブログを見る 新海誠監督の2019年の新作『天気の子』は、賛否があることを承知のうえでつくられた作品と耳にして、とりあえず期待しながら雨の日の映画館に向かった。 なるほど、こういう作品が許せない人はいるに違いない。少なくとも『君の名は。』と比べて賛否のわかれる物語だろう。それだけに、この作品をこういうかたちでリリースしたことに感心した。 意表を突かれた、とも思った。 あれだけ売れた『君の名は。』の次に、こういう作品をぶつけてくるとは。 なんにしても、『天気の子』を2019年の7月に映画館で見れ
12月14日に公開される『ドラゴンボール超 ブロリー』の感想を先に言うと、「ここまで熱狂した劇場作品は『神と神』以来で、ただ単にシリーズの復活を祝うように人気キャラのブロリーの復活を祝う作品でもなく放映当時の痛烈な社会風刺を交えた作品だからだ」と感じた。 その理由はアニメ『ドラゴンボール』が日本で放映された1980年代後半から90年代初頭の空気を再現するために、冒頭の15分ほどの回想シーンを『ドラゴンボール』サーガの既定路線をなぞることなく、大胆なキャラクターの設定変更から原作に近いイラストの採用、そしてバックストーリーを当時の家庭事情や社会の空気を反映させ丁寧に作ることで作品と上手く融和させることに成功したからだ。 こうした設定の作り直しは通例なら悪いふうに捉えられがちだが、かつて子供だった視聴者は大人になり家庭を持つ年齢になっているので感情移入がしやすく、『ドラゴンボール』に詳しくない
『シン・ゴジラ』が大ヒットした。総監督は『新世紀エヴァンゲリオン』(以下『エヴァ』)の庵野秀明。観客動員数は400万人を突破し、興行収入は70億円を超えたという。客層の幅広さ、反響の大きさからして充分「国民映画」の域に達したと言ってよい。 成功の理由は何か。日本伝統の得意技を使ったからだろう。世界を重ねて、その世界に思い当たる観客を喜ばすやり方だ。歌舞伎や文楽の常套手段。『仮名手本忠臣蔵』なら『太平記』の世界と赤穂浪士の世界を、『東海道四谷怪談』なら忠臣蔵の世界にお岩さんの怪談話を重ねる。そうやって世界の重ね方を楽しむ。分かる観客は勝手に考え面白がる。想念を暴走させ、深読みもしてくれる。 第1作を巧みに本歌取り 『シン・ゴジラ』は具体的にどんな世界を重ねているか。まず土台を成す世界は1954年の本多猪四郎監督作品『ゴジラ』。「ゴジラ映画」の第1作にして傑作中の傑作。そこでゴジラは、伊豆諸島
『にこにこ、ぷん』の放送開始35周年を記念したDVD『NHK DVD にこにこ、ぷん コレクション』が11月23日にリリースされる。 NHKの教育番組『おかあさんといっしょ』内で1982年から1992年まで放送された『にこにこ、ぷん』。じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりを主人公にした、着ぐるみによる人形劇だ。 DVDにはレギュラー放送第1話と最終話を含めた6話に加え、古今亭志ん輔による番組内のコーナー『志ん輔劇場』とのコラボ企画『おめでとう にこにこ、ぷん~えかきうた~』や、じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりが、にこにこ島を飛び出して北海道・富良野、オーストラリアなどに旅に出る『のびのびむらのにこにこ、ぷん』『オーストラリアのにこにこ、ぷん』を含む全11話を収録。 購入特典として、じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりのイラストが描かれたトートバッグが付属する。詳細は特設サイトで確認しよう。
■「オタクとリア充」みたいなことじゃない 『君の名は。』を、もう一度観てきた。 www.oricon.co.jp 正直、ここまでヒットすると思ってなかった。興行収入ランキングは3週連続1位。累計では早くも動員481万人、興収62億円を記録している。すごいことになっている。『シン・ゴジラ』も社会現象的なヒットを巻き起こしたけれど、それを上回る成績。評判もすこぶる良い。 なので、今日は『君の名は。』について、ちゃんと書いておこう。僕も試写で観たときには絶賛モードだったけど、ここまでの現象を巻き起こすことは予期してなかった。 なんでこの映画はここまでヒットしたのか? 批評家の東浩紀さんは『君の名は。』のヒットについて、『シン・ゴジラ』とあわせて、こうツイートしている。 シン・ゴジラと君の名は。を見て思ったのは、ひとことで言えば、オタクの時代は終わったんだなということですね。第一世代のガイナックス
そんなソフトを使うなんてアホか――映画「シン・ゴジラ」の制作に携わった佐藤敦紀さんは、他の制作現場の人からこう言われたという。 9月2日、東京ビッグサイトで開催されたAdobe MAX Japanのゲストセッションで、TMA1 編集・VFXスーパーバイザー佐藤敦紀さんが映画「シン・ゴジラ」の裏話を語った。「シン・ゴジラ」の編集には、日本の映画業界で標準となっているAvid(アビッド・テクノロジー)の編集ソフトではなく、別のソフトが使われたという。なぜか。 佐藤さんにオファーがあったのは2015年1月のこと。15年10月に撮影終了、16年夏に公開予定という短期の制作スケジュールの中、作業は進められた。 佐藤さんがまずやらなければならなかったのは、編集ソフトの選別。日本の映画業界ではAvidの編集ソフトが標準ツールとして確立しているが、佐藤さんは「Premiere Pro CC」を選んだという
7月29日の上映開始後大ヒットを記録している「シン・ゴジラ」。「エヴァンゲリオン」などで知られる庵野秀明氏が総監督を務めた同作は、綿密な取材をもとに、現代日本にゴジラが襲来したらどのように政府は対応するのかを、リアリティのあるストーリーで表現した話題作で、庵野監督作品としては過去最高の興行収入53億円(8月28日時点)を突破している。 シン・ゴジラの制作にあたっては、ゴジラそのものがCGで描かれるなどビジュアルエフェクト(VFX)が多用されており、スケールの大きい作品でありながら、非常に短期間での撮影を強いられたという。また、作品へのこだわりが強い庵野監督の要望にも応えられる制作環境の整備が必要だった。 どのようにして時間とクオリティを両立させたのか、シン・ゴジラで編集・VFXスーパーバイザーを手がけたTMA1代表の佐藤敦紀氏と、VFXプロデューサーを務めたピクチャーエレメント代表の大屋哲
『秒速5センチメートル』(07年)、『言の葉の庭』(13年)など 意欲的な作品を数多く作り出してきた気鋭のアニメーション映画監督・新海誠。 精緻な風景描写とすれ違う男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉によって紡ぎ出す“新海ワールド”は、 世代や業界、国内外を問わず人々に大きな刺激と影響をおよぼしてきた。 新海誠監督の待望の新作となる『君の名は。』は、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。 世界の違う二人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを圧倒的な映像美とスケールで描き出す。 作画監督を務めるのは『千と千尋の神隠し』(01年)など 数多くのスタジオジブリ作品を手掛けた、アニメーション界のレジェンド、安藤雅司。 また、『心が叫びたがってるんだ。』(15年)などで新時代を代表するアニメーターとなった 田中将賀をキャラクターデザインに迎えるなど、日本最高峰のスタッフがスタジオ
無駄をそぎ落としたシンプルなストーリーと、徹底したリアリティーの追求で公開以来、高い評価を集めている映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督)。興行収入は8月19日時点で40億円を記録している。庵野総監督の長年の盟友であり、今回、監督・特技監督を務めた樋口真嗣さん(50)に製作の裏側を聞いた。 《樋口監督と庵野総監督は、テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」などの制作会社「ガイナックス」の創設メンバーであり、親交は30年以上に及ぶ》 僕が参加したのは、庵野総監督がゴジラの企画を依頼されて、悩んでいる時期(2013年春頃)。その段階ですでにプロット(物語の骨格)ができていて、それがとても面白かったのが自分にとって、最大の動機だった。それで「やろうよ、やろうよ」と言った。庵野秀明らしいゴジラを一緒に作りたかったんです。 だけど、現場は大混乱でした。撮影では、僕がまずいろいろと決めて、庵野総監督が気
情報量は詰め込めるだけ詰め込み、スピーディなカット割で次から次へと画面が転換する。しかし「セリフが早口で聞き取れない」という声はあっても、混乱したというボヤキは聞いたことがない。怒涛の情報量が整然とコントロールされ、入り口から出口まであっという間に運ばれるジェットコースター映画になってる奇跡。 フツーの人たちがそれぞれの立場でやるべきことを遂行し、ゴジラという国難を乗り越えるプロジェクトX。この表現は特撮映画に思い入れのない人でさえ心打たれ、公開2週後も興行収入トップを走っている(まぁ最大のライバル『ワンピース』が公開3週目という事情はあるが)現実をよく説明している。 でも、ただ事じゃない爽快感は、それだけじゃ説明できない。綿密な取材、微に入り細にうがった考証に裏打ちされたリアリティを積み重ねて、「思考停止していたタブー」を踏み越えているから」じゃないか。『シン・ゴジラ』は多くの人々を囚わ
シン・ゴジラ、本当に傑作の映画ですね。 何が良かったとか考察がどうとか、日々Twitterでやり過ぎてるのでどこかでまとめなきゃ……と思いつつも、先にこのお題で記事にしてみました。 私もそうなんですけど、要素や見どころが多過ぎる上に日々ネットで盛り上がってるお陰で何度も観に行きたくなるんですよね。 そこで、通常3回、4DXとIMAXで1回づつ、計5回程観た私なりに複数回鑑賞時に気付いて「お!」ってなる部分をガイドとして挙げていってみます。 ちなみに5回も観てるけど毎回興奮して盛り上がって普通に楽しんでしまって見落としが多いのと、万物に知見があるわけじゃない(むしろ無知寄り)ので気付いてないとこも多いです。 基本、時系列に沿う感じで。 具体的な表現は避けつつも、まぁネタバレ回避は無理かな。 前田敦子 アクアライントンネルで避難スロープ滑って地下道歩かされて文句垂れてる子ですね。 汚れ方から見
2016年7月29日に映画「シン・ゴジラ」が公開されました。「ゴジラ」シリーズといえば特撮・怪獣映画の代表的な作品の1つですが、あれだけの映像を作り上げるためにはCGも不可欠。今回の作品ではどのように映像が作られていったのか、制作を担当した白組によるCGメイキング映像が、YouTubeで公開されています。 なお、映像として登場するのは基本的に予告編映像に登場する範囲であり、「ネタバレ」部分は含まれていないので、未見の人でも安心です。 『シン・ゴジラ』白組によるCGメイキング映像 - YouTube 「Shin Godzilla Visual Effects Breakdown ver.0.1」 まず登場したのは「ゴジラ第4形態マスターCGモデル」 しっぽを振り上げて歩く、予告編でも見られる姿。 このモデルは、まず雛形をスキャンして作られます。 スキャンしたモデルを形状検討。 その結果、首の
映画『シン・ゴジラ』感想!!すごい!!たのしい!!こわい!!かっこいい!!かわいい!!すごい!!すごい!! ゴチャゴチャしたメッセージはすこしもない!バカでっっっかいバケモノが現れて!有名な役者さんがいっぱい出てかっこいいセリフを延々としゃべる!めちゃくちゃに街が壊れて!めっちゃ人が死ぬ!それでみんなでがんばってバケモノをやっつける映画! ひたすら心の中で「うわああああああ」「えっえっえっ」「あっあっあっあっ」「きめえええええぇええぇえ」「ああああああ」「ひいいいいいいいい」「こえええええええ」「すげえええええええ」「ゴジラつえええええええ」「あ?ああああああああ」「ぎゃあああああああああ」「うおおおおおおおおお」って叫ぶやつ!! まず!!いきなりトンネルの天井からヘドロみたいなのがビチャビチャビチャビチャーーーーー!!つって降ってきた!!! 「ひえええええええええ」ってなった!!! そん
シン・ゴジラ観ました。正直舐めてましたすみませんでした。 控えめに言って傑作。 次は立川極爆に観に行こうと思ってます。 まだ観てない人はタイトルは忘れてさっさとタブ閉じてオンラインチケット予約のページを開きましょう。 あとゴジラ興味なくても超高層ビル・再開発マニアはシン・ゴジラを観ましょう。 以下ネタバレ注意 レビューとかじゃないんでいきなり最終決戦のヤシオリ作戦の話をしますけど。 さんざん東京3区をゲロ放射熱線で火の海にしたゴジラが酔っ払いよろしく東京駅ホームでグッスリご就寝なんでそこが決戦の舞台となった訳ですが。 ネットの感想見てるとみんな列車爆弾の印象の方が強く残ってるみたいなんだよね。 確かに「N700系無人新幹線爆弾」とか「無人在来線爆弾」とか衝撃だったよ。並走してきた色とりどりのE231系E233系とともに明朝体でこんなパワーワードぶつけられたところでニヤニヤ気持ち悪い笑みを浮
シンゴジラの熱が冷めやらぬので、 ネットで他人の感想ブログを読んでたら、 石原さとみの英語が酷いという記事が多いことに気づく。 これは問題だ! 日本特有の課題だと思う。 石原さとみの英語は酷くない。 むしろすごく上手いのだ。 個人的な視点からいえば、 僕はTOEIC730点くらいの英語力なんだけど、 こないだオーストラリア人と英語で話したら、 「おまえめっちゃ英語上手いやん」と褒められた。 そんなレベルの僕が聞いて、石原さとみの英語の発音は素晴らしい。あんな流暢に喋れないよ。 石原さとみの英語が酷いとのたまう輩は、きっと英語が話せない。もしくは、英語に対する寛容さが著しく乏しい。 英語って発音なんてどうでもよくて、伝わればいいし。 発音が本当にネイティブな人って、アングロサクソン系のイギリス人やアメリカ人くらいじゃないかな? オーストラリア人も訛りあるし。アジア系の英語も独特だし、母国語が
総監督・脚本・編集:庵野秀明/監督・特技監督:樋口真嗣 准監督・特技総括・B班監督:尾上克郎/C班監督:石田雄介 配給:東宝/公開:2016年7月29日/上映時間:120分 出演:長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、松尾諭 82点 まず、とにかくまず最初に、これだけは言わせてくれ。本作は、史上初、コンクリートポンプ車が大活躍する映画だということを。数ある重機の中でも地味な存在で、見た目もキャッチーさに欠けていて、ただ高いところにコンクリートを送るためだけの存在が、こんなにも脚光を浴びる日が来るとは。仕事柄、しょっちゅう目にしている車なのだが、まさかコンクリートポンプ車をカッコいいと思う日が来るなんて夢にも思わなかった。 劇中でのコンクリートポンプ車は、普段の業務ではありえない状況下で使用しているので、よほど熟練したオペレーターが操作しているのだろう。あれ、アームを伸ばすところよりも
シン・ゴジラに関して「会議で何を話してるのかよくわからなかった…」という感想をチラホラ聞くので、会議で何が話されていたのか、専門用語なしの超絶わかりやすい会話に変換してみたので、わからなかった人は読んでみてください↓タップ 東京湾からいきなり水蒸気ブッシャー! 海底トンネルも壊れて人が死んじゃったかも!ヤバい! さて、ここから最初の会議 「なんか凄い事起きてるけど、あれどういう事?」 「海底火山かな」 「どっかの国の潜水艦が爆発したんじゃね」 「いや東京湾浅いから!潜水艦とか通れねーし」 「やっぱ海底火山で決まりだろ」 「でも水蒸気だけだよ?火山なら煙出ね?」 「あそっか…」 「つーか火山がないってわかってる場所にしかトンネル作んねーから!」 「巨大生物かもよ…動画撮った人いるし」 「そんなのいるわけねーだろあほか!」 「海が沸騰してんだぞ、てことは100℃以上ってことだぞ、そんなアツアツ
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