マイクロソフトは2011年1月11日、品川に開設する新オフィスを報道陣に公開した。東京都内にある7カ所の拠点のうち、調布技術センターと大手町テクノロジーセンターを除く5拠点を統合。2月1日付けで本社と営業、マーケティングの各部門の社員、計2500人が移転する。新社屋では、社員が自由に座席を選べるフリーアドレスを大幅に採用、同社の企業向け製品を使った情報共有システムを整備するなど、顧客企業向けのショーケースとしての機能も設ける(写真1、写真2)。 新社屋はJR品川駅に隣接する品川グランドセントラルタワーに設ける。32階建ての同ビルのうち19階から31階までを使い、入り口やエレベーターはすべてマイクロソフト専用のものを使う。総フロア面積は3万6800平方メートルで、統合前の5拠点のフロア面積に比べて30%増えた。新社屋で働く2500人の社員のうち、60%がフリーアドレスで業務をするという。 「