既報の通り、グーグル(Google)によるモトローラ(Motorola)の買収が昨晩発表され、これを受けて地元にあたる米国のニュース媒体やブログでは、実に大量の記事が書かれ、公開されている。これらのすべてに目を通すことはもちろん叶わないものの、なかには意外なところで「これは捨てておけない」という話が見つかることもある。以下はそんな話のひとつ。 ジョン・グルーバー(John Gruber)氏の「Daring Fireball」といえば、アップル関連の話題を中心に、独特の洞察などで一部に根強いファンをもつブログだが、そのグルーバー氏が、モトローラの買収に至ったグーグルの事情について興味深い推測を記している。公開情報だけを元に(関係者への直接的な取材はなしで)書かれたものなので、真相は「藪の中」ともいえるが、そういうものという前提で楽しんでいただければと思う。 問題の「Balls」というタイトル
次の記事 Android端末が売れると、マイクロソフトが儲かる - 「HTCから1台につき5ドル」とアナリスト 2011.05.30 「HTCが自社製Android端末に関してマイクロソフトに支払う特許使用料は1台あたり5ドル」とするレポートが、シティグループのアナリストから出されている。 シティグループ(Citi Group)のアナリスト、ウォルター・プリチャード(Walter Pritchard)氏は27日に発表したレポートのなかで、マイクロソフトとHTCが4月下旬に交わした特許侵害の争いに関する和解合意に基づき、HTCがAndroid端末1台につき5ドルを支払っていると述べている。また、同アナリストによれば、マイクロソフトはAndroid端末を手がける他のハードウェアメーカー各社からも、1台あたり7ドル50セント〜12ドル50セントの使用料を徴収することを検討していると、この話を伝え
米国で、オラクルがグーグルを著作権侵害で提訴した、というニュースが流れています。なぜオラクルはグーグルを訴えたのか、その裏にどのような思惑が隠れているのでしょうか? その解説をPublickeyのゲストブロガーとして、ITジャーナリストの星暁雄さんに書いてもらいました。また、記事の要所には星さん自身のブログへのリンクがありますので、興味がある方は参照してみてください。 AndroidがJavaの特許と著作権を侵害している? 2010年8月12日、OracleはGoogleを訴えた(関連記事)。Oracleの主張は「AndroidがJavaプラットフォームに関する特許と著作権を侵害している」というものだ。 一方Googleは翌8月13日に「訴訟には根拠がなく、Googleとオープンソース・コミュニティへの攻撃である」との声明を一部メディアを通して発表した(関連記事)。今後両社は全面対決するこ
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