2020年、当サイトで公開した記事の中からPocketにたくさん登録された記事やツイートされた記事をジャンル別にまとめました。今年を振り返りつつ、来年のWeb制作にも役立つオススメです。
フロントエンドエンジニアとデザイナーさんは日々協力してプロダクトを作っていく関係にあります。デザイナーさんが作ってくれたものをエンジニアが素早く実現できるよう、いくつかエンジニアから意識してほしいことをまとめました。 なんでこんな話になったのか(前置きなので次の章まで飛ばしてOKです) デザイナーさんから「この画面をこんな風に作ってください」とXDやSketch、PSDなどいろいろな形で渡されることがあると思います。 僕の個人的な意見・経験ですが、いざ実装するぞとなったときに 「あれ…ここってどうしたらいいんだろう?」 と迷って作業のスピードが落ちてしまうことがとてもストレスに感じていました。できればノンストップでいきたいなあと思うわけです。 手が止まるたび、デザイナーさんに「ここってどうしたらいいですか?」と質問するのが何か新しい画面を作るときに必ず発生していました。 「(いつも聞いてる
写真やイラスト、図、テキストなどデザインする要素をどのようにレイアウト(配置)するかがデザインの仕上がりの肝になる。 同じような情報を連続して並べる場合、リズムをつけると心地よくみせることができる。リズムが崩れると不安定に見え、安心感がなくなってしまうため、同じような情報は制限を作り、リズムよく見せることを意識するのが大切だ。 一方で、リズムを作ることができれば、そのリズムを崩すことで目立たせることができる。同じような情報でも強調したいものとそうでないものの差をつけることで、ユーザーへのメッセージが明確になる。また、その差がないと何を伝えたいのかが、分からなくなりやすい。 ユーザーがどのように目線を動かすか配慮してレイアウトすると、読みやすくなる。一般的には、横書きの場合はZ型、F型と呼ばれ、左上から右下に向かって目を動かすと言われている。 デザイン要素の中に人の目線を使うと、見ているユー
配色は、デザインにおける重要な要素のひとつです。この記事では、デザインプロジェクトの参考にしたい、最新の色の組み組み合わせ101種類をご紹介します。 配色は、どんなデザインでも見る人の認識を形成しながら、雰囲気やトーンを設定します。単色や明るい、涼しい、暖かい、または補色であれ、すべての色合いがデザインの役割を果たします。 デザインに適した色を見つける作業は難しいことです。そこで、配色の参考にしたい101種類の色の組み合わせをまとめています。各カラーパレットは、Shutterstockのイメージ画像にインスパイアされており、HEXコードも一緒に記載しているので、ウェブデザインやソーシャルメディア広告、Eメールデザインなど幅広く利用できます。 コンテンツ目次 1. 単色系カラーパレット 2. 寒色系カラーパレット 3. 鮮やかなカラーパレット 4. 暖色系カラーパレット 5. 補色系カラーパ
美しい書体が絶滅危惧種となった理由 二大勢力のモリサワと写研 昔、デザインの業界では、写植(写真植字)という印画紙に、文字を焼き付ける仕事があった。 その中で二大勢力を持っていたのは、モリサワと、写研。 今では、新人のデザイナーさんは、写研と言っても知らないかもしれないが、実は、デジタル以前。つまり、MacintoshがDTP(デスクトップパブリッシング)という言葉を馴染ませ、それを当然のこととして、意識させなくなる時代が到来するまでは、業界トップを誇っていた。 書体も、モリサワよりも、美しく、クオリティの高いもので、書体指示をする時には、私は、ほとんど、写研の見本帳しか使用していなかった。 書体名で言えば、ゴナDBなど、通常づかいの書体に加えて、スーボ、ナール、などのタイトルに使いやすい変わった形であるけれど視認性が高い書体が多く、完成度が素晴らしい書体だった。 写研の説明によれば、美し
今回は見出し(h1〜h6タグ)のオシャレなデザインサンプルを68つ紹介します。CSSコードをコピペすればそのまま使うことができます。もちろん自分好みにカスタマイズして使って頂いても構いません。
直感的で美しい!インフォグラフィックのデザイン見本を45つまとめました 公開日: 2017/02/26 インフォグラフィック(Infographics)とは、図表や情報を 視覚的に 表現する手法のことです。 華やかで直感的に理解できるため、最近ではインターネットの記事や本、プレゼンスライドなど至るところでよく使われます。 今回はそんなインフォグラフィックの見本を45つまとめて紹介します。ご参考になれば幸いです。 ※ 全て掲載許可を得ています。 この記事の目次 図表を華やかに見せる例 イラストをうまく使う例 手順を表す例 時系列を表す例 1. 図表を華やかに見せるインフォグラフィック 単調な図表でも色づかいを工夫すると美しく見えます。また、人形のアイコンを使って、割合を表現するのは定番ですね。 同系統の淡い色が使われたインフォグラフィックです。 エコを表現したフラットなインフォグラフィックで
2015年5月、スマートフォンによるGoogleの検索数がPCでの検索数を抜いたというニュースがGoogleの公式ブログで発表されました。昨今の私たちは多くの情報をスマートフォンで検索しています。その流れに伴って、現在は多くの企業がスマートフォン用に最適化されたWebサイトを持つようになりました。 我々Web制作者はこの流れの初頭、PCサイト制作で培ったノウハウを元に、手探り状態で制作していたのを記憶していますが、この数年の間で一定の制作ノウハウが蓄積されてきたように思います。 しかしデバイスが多様な進化を遂げる中で、スマートフォンサイトのUI作法も日々刻々と変化し続けています。私たちWeb制作者は一定のノウハウを使い回すことに固執せず、常に新しい動向を自分の目でキャッチして知識を刷新し、日々の業務にフィードバックさせる活動が大切です。 というわけで少々前置きが長くなりましたが、今回は昨今
【追記】この記事をきっかけに、名著「ノンデザイナーズ・デザインブック」の20周年記念特典eBookの制作に協力させていただきました。詳しくはこちらを御覧ください。 ノンデザイナーズ・デザインブック20周年記念の特典に寄稿しました デザイナーである・なしに関わらず、仕事の中で伝えたいことを「図」で説明する機会は多々あります。提案書で事業内容を説明することもあるでしょうし、具体的な数値をグラフで説明することもあるでしょう。そんな中でこんな指摘を受けたことはありませんか? ・最終的に何を言いたいのか結論が見えないよ。 ・関係性が複雑すぎて理解しずらいんだけど。 ・要素が多すぎて全てを把握するのが大変。 ・何をどこから見れば良いの? ・結局一番言いたいことはなんなの? ・文字サイズがたくさんありすぎてまとまりがないね。 ・安っぽいチラシみたいでダサイなぁ。 ・全体的にバランスが偏ってて不安定。 ・
CSSアニメーションを使って実装された、レスポンシブや省スペース用の検索フォーム、フル画面に表示させる検索フォームなど、デザインや実装のアイデアが面白い検索フォームを紹介します。
ユーザーインターフェース(UI)- どこかで聞いたことはあるしなんとなく想像は出来る。”このアプリのUIはイケテル”や、”UIデザイナー募集”など、最近ではテクノロジー系の記事や、デザインに関する話の中に頻繁に出てくるこの言葉。 しかしちゃんと言葉で説明してみてと言われると意外と難しい。 興味はあるけどはっきりとはわからない・わかっているつもりだけどもう一度復習したい・現状はわかっているからこれからのUIついて知りたい。 そんな人たちに向けて ユーザーインターフェースの歴史良いUIと悪いUIの違いUIのこれからという3つのセクションに分け、インターフェースの本質をまとめた。 1. ユーザーインターフェースの歴史そもそもインターフェースってなに?そもそもユーザーインターフェースの「インターフェース」とはどういう意味なのだろうか。「境界面・接触面」などと訳されるこの「インターフェース」という言
「ちょっと〇〇君!これワイヤーフレームそのままじゃない!」 Webデザイナーなら、できることなら聞きたくないセリフですよね。私自身ももれなく、こう言われた経験はありますし、逆に後輩に対して同じく「これだとワイヤーフレームのまんますぎるね。。」と伝えたこともあります。 この「ワイヤーフレーム通り問題」は、Webデザイナーなら誰しも一度は経験するあるあるの一つと言えますが、なぜ「ワイヤーフレーム通り」と言われてしまうのでしょうか。また具体的に何をすれば、ワイヤーフレーム通りではなくなるのでしょうか。今回はそのあたりの原因と対処方法を考えてみたいと思います。 「ビジュアルを作る力」と「情報を理解・提案する力」 ズバリ結論を言いますが、ワイヤーフレーム通りじゃん…と言われてしまう人は「ビジュアルを作る力」と「情報を理解・提案する力」が弱いと言えます。 ビジュアルを作る力は幅広い表現の中から適切な手
運営しているウェブサイトやブログの訪問ユーザーを増やしたい、と思っている人は多いでしょう。 2013年から公開されている Canva デザインブログは、ゼロから月間100万セッションへと急成長を続けています。また2015年より、ソーシャルネットワーク Pinterest を活用したことがきっかけとなり、世界的な大企業のクリエイティブ作成にも利用されるようになりました。 Canva チームは、Pinterest からの流入ユーザーをより増やすために、公開する記事には最低でも20枚の素晴らしいグラフィックを含むようにしたことで、現在では60,000セッション以上が Pinterest 経由でのアクセスとなっています。 彼らが達成したことを真似するのは難しそうですが、そうではありません。この記事では、ウェブサイトやブログでより影響を与えるグラフィックの作り方を、無料テンプレート素材と一緒にみてい
はてなでブログを書き始めて2週間ほど経過したのだけれど、ブログを始めると書く内容そっちのけでやたらとデザインにこだわりたくなることがある。 特に、ホットエントリーを覗いてみると、内容はもちろんすばらしいものばかりだけれど、なかにはデザインが素晴らしいサイトもあって、魅了されることがある。 どんなふうにデザインしたのか、どういう思考回路になるとこんなデザインが思いつくのか、などなど。 デザインはデザイナーの既得権益・不可侵領域はなく、万人が自由に扱えるものだ。そして、デザインはセンスではなく理論(theory)だ、ということも以前書いた。 デザインを勉強すれば、ブログに手を加えたり、自分で名刺を作ったり、部屋をお洒落にコーディネートしてみたり、いろんなことができる。 ブログでいえば「Webデザイン」というジャンルから始めるのが定番ではあるのだけれど、これからデザインを始めるひとにはぜひ「グラ
バナーデザインは決められた領域内でどれだけユーザーやターゲットの目にとまるようなデザインにできるかが重要になってきます。 デザイン制作したことあるなら一度は経験したことあると思いますが、領域が決められているけどその中でしっかり伝えたい内容を目立たせる必要があるので、何度もレイアウトを調整したり、結局時間をかけて完成してもいまいちな出来になってしまったりなんてことも...。 そこで今回は、バナーデザインをするにあたって覚えておきたいレイアウトやデザインパターンをはじめ、効率良く制作していくことができる制作フロー、特に新米デザイナーさんなどには非常に参考になると思うので是非目を通して欲しいエントリー、インスピレーションをもらえるバナー関連のデザインギャラリーといった、バナーデザインの制作に関連することをまとめてみました。 バナーデザインの制作フロー 後ほど紹介するエントリーでこのような内容に関
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