横浜の開かずの踏切5か所が消える? 相鉄線の一部地下化が始まる 相模鉄道は、現在「相模鉄道本線の連続立体交差事業」を進めている。今回着手したのは、横浜市の鶴ヶ峰駅周辺の線路を地下化する工事だ。これにより近隣住民の大きな問題となっていた開かずの踏切5か所がなくなり、大幅な交通渋滞の解消が見込まれている。 「相模鉄道本線の連続立体交差事業」が始まる (c)ike-y – stock.adobe.com 相鉄本線は、横浜~海老名間の24.6㎞を結ぶ首都圏における主要路線のひとつだ。1日あたりの平均利用人数は50万人で、多くの人が通勤通学に利用している。 今回、地下化の対象となった路線にある踏切は、ピークの時間ともなると、最大で55分間に1度も開かないという。その問題を解決すべく、大きなプロジェクトが動き出した。 連続立体交差事業の着工式 「相模鉄道本線の連続立体交差事業」の着工式のようす。 11