私は父方の祖父母と同居していた。三世帯住宅。 おじいちゃん(ここでは便宜的に太郎おじいちゃんとする)はスリムかつ長身でスポーツもでき、顔もまあまあハンサム。多趣味。 かっこいいおじいちゃんだなと思っていた。 冬には、よくコンビニで肉まんやあんまんを買ってきてくれたのも懐かしい。 で、そんな太郎おじいちゃんが1年間の闘病生活を経て亡くなった。 享年72歳。 太郎おじいちゃんが亡くなったことは悲しかったが、1年間の闘病生活を経て、おじいちゃんが死ぬことを受け入れる準備ができていたので、無事見送ることができた。 話はそこから飛んで15年後。 母と私の2人で、昔話をしていたとき。 (私はもう成人して社会人) 母がふとこう話し始めた 「そういえばね。太郎おじいちゃん亡くなったでしょ。実はおじいちゃんには愛人らしい人がいたの。 おじいちゃんとおばあちゃんは仲が悪くて、おじいちゃんはできるだけ家にいたく
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