乗用車で男性をはねて死亡させ、そのまま逃走したとして、警視庁交通捜査課は自動車運転過失致死と道交法違反(救護義務違反)の疑いで、タクシー運転手の飯沼祐司容疑者(55)=東京都東大和市高木=を逮捕した。同課によると、飯沼容疑者は「事故現場は通ったが、糖尿病の低血糖状態だったので事故当時の記憶がない」と容疑を否認している。 同課の調べによると、飯沼容疑者は6月30日午後1時45分ごろ、東大和市高木の市道で乗用車を運転中、生け垣を剪定(せんてい)をしていた無職、尾崎高次さん(83)をはねて死亡させ、逃走した疑いが持たれている。飯沼容疑者は休暇中だった。 尾崎さんははねられてから約5時間後に死亡したが、死亡前、救護した通行人に対し覚えていた車のナンバーの一部を伝えていたことから、飯沼容疑者が浮上したという。 飯沼容疑者が事故現場付近で蛇行運転をしていた目撃情報があることから、同課では飯沼容疑者が酒