山口揚平(やまぐち・ようへい) 早稲田大学政治経済学部(小野梓奨学生)・東京大学大学院修士。 1999年より大手外資系コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わったあと、独立・起業。企業の実態を可視化するサイト「シェアーズ」を運営し、証券会社や個人投資家に情報を提供する。2010年に同事業を売却したが、のちに再興。クリスピー・クリーム・ドーナツの日本参入、ECプラットフォームの立ち上げ(のちにDeNA社が買収)、宇宙開発事業、電気自動車(EV)事業の創業、投資および資金調達にかかわる。その他、Gift(ギフト:贈与)経済システムの創業・運営、劇団経営、世界遺産都市ホイアンでの8店舗創業(雑貨・レストラン)、海外ビジネス研修プログラム事業、日本漢方茶事業、医療メディア事業、アーティスト支援等、複数の事業、会社を運営するかたわら、執筆、講演活動を行っている。専
ひもす・どり【日燃鳥】 ①カラスの異称。 ②転じて、火が消えて炭になった様子のたとえ。 ◆ 小学生の頃、教祖になったことがある。 信者はたったの四人、小さな小さな新興宗教だ。当時は霊能力ブームで、テレビでは心霊番組が毎日のように放送されていた。まだ小学生だった僕たちがオカルトに走るのも、不自然なことではなかった。放課後に近所の公園に集まって怪しげな儀式を執り行う、そんなごっこ遊びが生まれて無理のない時代だった。 きっかけは由紀子だ。小学五年生の時、僕の隣に座っていた女の子だ。小柄で、長い髪をいつもお下げにしていた。自分には霊能力があると公言していて、誰かの家でお泊り会を開いた時に「怖い話」をするのは彼女の役目だった。 算数の時間中、僕は授業にまったく集中できず、教室をぐるぐる見回していた。壁には日本の歴史年表やことわざ表などが並び、黒板には給食当番の表が張られている。ふと、僕の目がある一点
いま、人類がおかしい。 9月17日に始まった「ウォール街を占拠せよ」運動は、一斉行動日の10月15日を経て世界中に広がった。時間を遡れば8月、ロンドンでは不良たちが暴動を起こし、お台場ではフジテレビへの抗議デモが行われた。 低所得層の犯罪行為は以前からイギリスの頭痛のタネだったし、2ちゃんねるの大規模なオフ会はたびたび行われてきた。が、今回の暴動やデモは過去のそれらとは質を異にしている。2ちゃんねるの大規模オフといえば、「マトリックス・オフ」のようなジョークの側面が強いものばかりだった。今回のように特定の目的――テレビ局という“権威的なモノ”に対する抗議のために人々が団結するなんて、かつては考えられなかった。「抗議活動しようぜ」なんて書きこんでも、「過激派乙」の一言で無視されるだけだったはずだ。また、先進国の現代史において、ロンドン暴動のような連鎖的犯罪はきわめて稀だ。 ロンドン・お台場・
すっかり「WOWOWトーク」を一日二回はチェックするのが習慣になってしまっています。その中の「何でも談話室」の書き込みは、当初のロゴ表示問題から拡大し、WOWOWのいう会社そのものの態度に関する疑問や批判に移ってきているようです。こう話が拡大してくるとWOWOWに対して嫌悪感を持つ人すら出てくるんじゃないか、という心配も出てきます。あくまでわたしの推測ですが、表面上WOWOWに変化が見えた原因の全てがWOWOWにあるわけではないと思うのです。最近のブログ記事でもWOWOWの批判をしつつ、そういう意見も提示してきたつもりなのですが。WOWOW以外に批判の矛先が無いのは確かですが、現状は多分WOWOW現場の人が板ばさみに苦しんでいるだけだと思うのです。表に出ない裏の存在、法律を前提としない取り決めってのはどんな理論も理屈も通用しない厄介さがあるはずですから。 だったらそういう意見を公式掲示板に
米Googleは10月25日(現地時間)、Webブラウザ安定版のアップデートとなる「Google Chrome 15」(15.0.874.102)をリリースした。 今回のアップデートでは、「新しいタブ」(タブの右端に表示される「+」をクリックして表示するタブ)の機能を刷新した。Webアプリストア「Google Chrome Web Store」との連係が強化され、同社のモバイルOS「Android」のホーム画面のようなアプリ管理機能を担うようになった。 従来の新しいタブには、インストール済みのWebアプリのアイコンと、「よくアクセスするページ」と「最近閉じたタブ」へのリンクが並んでいたが、これらが別々のセクションにまとめられ、アプリとよくアクセスするページの2つのセクションを下のボタンで切り替えられるようになった。また、ページ右下に「最近閉じたタブ」ボタンが追加され、ここから閉じたページを
バシバシ写真を撮ってはアップ、SNSに書き込みなどをしていると、バッテリー残量はあっという間になくなってしまう。そんなアクティブなスマホユーザーにとっては、モバイルバッテリーは必須の存在と言ってもいい存在ではないだろうか。現在国内で人気のモバイルバッテリーは、三洋電機の「eneloop mobile booster」(通称モバブ)だ。現行製品は、出力1.5A、容量5400mAhで一般的なユーザーならば問題のない鉄板製品。本連載でもパナソニックのモバイルバッテリー「QE-PL201」を紹介しているので、ご存じの方も多いだろう(関連記事)。 しかし、モバブのみだと複数の端末を持ち運ぶとなると正直いって足りない。たとえば、iPhone 4Sだけだというなら、モバブでOKだ。異論は認めないくらい、1日OKだ。ただ筆者の場合だと、平時から持ち歩くガジェットは、Xperia ray、iPhone 4S
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