【モスクワ=副島英樹】ロシアと中国、中央アジア4カ国でつくる上海協力機構(SCO)の主導で27日、アフガニスタン情勢に関する国際会議がモスクワで開かれた。国連の潘基文事務総長をはじめ、北大西洋条約機構(NATO)、米国、イランなどの代表も招待された。米国主導で治安支援が進むアフガンに対し、ロシアも影響力を強めていく姿勢を示した。 イタル・タス通信などによると、会議では潘事務総長が「アフガンだけでは麻薬やテロの脅威との戦いは成功を収められない」と述べ、国際社会の協力の必要性を強調。ロシアのラブロフ外相は、米国などNATO諸国のアフガン駐留部隊への物資輸送ルートの提供で協力していると指摘し、「さらなる建設的な協力の用意がある」と述べた。 一方、SCOのオブザーバー加盟国イランの代表は「あらゆる国と協力する用意はあるが、軍事的手法では問題は解決できない」と主張。会議の場で米国代表と会談するつ
2008年2月14日、ロシアのモスクワ(Moscow)で、記者会見を行うウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領。(c)AFP/RIA NOVOSTI/MIKHAIL KLIMENTYEV 【2月15日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領(55)は14日、クレムリン(Kremlin)で、任期中、最後となる年に一度の内外メディアとの記者会見を開き、3月の大統領選後に退任した後も、首相として強力な権力を行使する考えを示した。 プーチン大統領は会見で、セルビアのコソボ(Kosovo)自治州の独立を支持する欧米諸国を非難。軍事協力や米国のミサイル防衛(MD)基地建設を受け入れる旧ソ連圏諸国に対し、ミサイル攻撃を行うと威嚇し、北大西洋条約機構(NATO)の反感をさらに高めた。 特にNATO加盟を目指すウクライナや、米国のミサイル防衛基地の
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