――発表以降、ユーザーからの反応はいかがですか? 越後谷シリーズファンの皆さまからは、すごく期待されていると感じています。今回、かなり気合を入れて制作に臨んでおりまして、過去のリソースはほぼ使っていません。“リメイク”ではありますが、制作体制だけ見れば新作と同等なんです。 ――気合の入った、シリーズ初のリメイクが行われることになった経緯を教えてください。 越後谷話せば長くなるのですが(笑)、じつは今回はもともとリメイクではなく、「『三國志15』を作ろう」という話から始まりました。時期的には、2020年12月に発売した『三國志14 with パワーアップキット』の開発が終わった後くらいです。ただ、どういう方向性のゲームにするのか、企画段階でかなり紛糾していました。「『14』が君主プレイだったから『15』は武将プレイ(武将担当制)にしよう」という声もあれば、「君主プレイと武将プレイを分けるので