その意味で、mixiは「上からの閉鎖性」はあるが「下からの閉鎖性」は全く存在していない*5ため、「独自の文化が生まれる」という面白さもない代わりに、帰属意識の発生もなく、だから衰退することもない*6。mixiが閉じて見えるのは、それはmixiが「現実の延長線上」として機能しているからであり、インターネット独特の要素(不特定多数云々)がかけているからだ。ただ単に、インターネットの特徴である「無限の広がり」が存在しないから、現実の関係がそのままネットに持ち込まれているから、そこに僕たちは「ネットなんだからもっと広がりがあってもいいはずなのになんで」と違和感を抱き、あるいは日常ではセグメント化されている関係性が「実社会」の名の下にフラット化されることで、別種の閉鎖性を認識するのである。(何がサービスを閉鎖的にするのか−Thirのはてな日記) 論旨に賛成であるが、閉鎖性の生まれ方について少し違う見