結論はお金の無駄です。 臍帯血を必要とする病気の学会である、造血細胞移植学会が否定しています。 公的バンクは、全国11か所のバンクの所在地の病院で、しかも産科医としての技術 ではなく、造血細胞を採取する技術をもった公的バンクと契約した病院で出産する人 しか提供できなく、その病院は全国108病院です。 この技術とは、「無菌採取」「移植に必要な有核細胞数の確保」ということです。 しかし、アイウィルの保存技術保管施設はアメリカ基準を満たしていても、妊婦さんが お産をする病院に臍帯血採取キットを送りつけて採取させるわけですが、その病院が 無菌採取の技術があるか、十分な細胞数を確保できるか保証はありません。 無菌でなければ患者には致命的ですし、細胞数が足りなければ治療は成功せず、 余計な苦しみを負います。業者は細胞の増殖ということも言いますが、幹細胞を増殖 させる技術はまったく先が見えていません。