妹尾さんが、近所の図書館の払い下げ品(をつい貰ってきてしまうこと)について書かれておられました(「本の手に入れ方~どうして読み切れない程存在しているのか?」)。 僕の住んでいる市の図書館でも、常設のリサイクルコーナーを置くようになりました。図書館に寄れば、やはり覗かずには帰れません。 先日は『窒息するオフィス 仕事に強迫されるアメリカ人』という2003年の本を頂戴してきました。とにかく忙しいアメリカ人の話が満載の本です。流し読みするには厚すぎるので借りなかったような覚えがあるのですが、捨てられてしまうくらいならばと、鞄の中に入れました。その本からハッとした部分を引用します。 彼もまた企業の成功者で、二つの大手ハイテク企業で重要な地位を確保してきたキャリアを持っている。レナードにすれば高い給与と諸手当が欲しかっただけである。しかし、かなり長い間、彼の一日一二時間の仕事と経営上の責任とにともな