支持者を前に、ズームを使って万歳をする堀順一郎氏(24日午後9時5分ごろ、和歌山県那智勝浦町朝日4丁目で) 任期満了に伴う和歌山県那智勝浦町長選が24日、投開票された。現職の堀順一郎氏(63)=無所属=が5462票を獲得し、新顔で元町議の和泉行洋氏(55)=無所属=に2728票の差をつけ、再選を果たした。当日有権者数は1万2407人で、投票率は66・62%(前回無投票、前々回69・00%)。 堀氏は選挙戦に入る前、新型コロナウイルスに感染。本人不在の中、後援会が堀氏の「公正・公平な町政を継続」などの主張を訴えた。和泉氏は「政策で町は変わる」と町政の刷新を訴えたが及ばなかった。 24日午後8時50分ごろ、同町朝日4丁目の堀氏の選挙事務所に当選確実の一報が入ると、集まった支持者から喜びの声が上がった。 堀氏は自宅療養中のため、事務所に入ることができず、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」で