タレコミによると、寄生されるとその寄生主にとって利益となる行動を宿主が操られて行うようになる……という仮説がよく知られていますが、体の中にもう寄生主がいないにも関わらず、最後の最後まで操られ続けるという場合があるとのこと。 というわけで、なかなか衝撃的なムービーの再生は以下から。 Nature - Animal behaviour: Guardian caterpillars 元になった論文は以下から見ることができます。 Parasitoid Increases Survival of Its Pupae by Inducing Hosts to Fight Predators 記載されている論文によると、ある種の蛾の幼虫に寄生するコマユバチ科の寄生主は、幼虫(イモムシ)の体内を食い荒らしたあとに、イモムシの身体から出てきてサナギになるのですが、この寄生されていたイモムシがしばらく死なない