スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは6日、「長編アニメーションの制作を小休止する」と語り、現在公開中の「思い出のマーニー」(米林宏昌監督)以後の新作映画には、当面着手しない考えを明らかにした。ジブリはほぼ1~2年ごとに長編を発表してきたが、次作は少し間が空くことになりそうだ。 鈴木プロデューサーは7日朝には、NHKの情報番組「あさイチ」に生出演。昨年9月に宮崎駿監督が長編アニメからの引退を宣言し、約300人の社員を抱えるジブリの今後について、「一部報道で『解体』とか言われているが、要は(アニメの)作り方を変えるということ」と語り、「解体」説を否定した。また、宮崎監督とは「短編を作ろうという話をしている」と明かした。