「あら、かわいい。これ、使わせていただきますわ」「これは今までございませんでしたね。いただきましょう」 小皿、うちわ、いるかの形の箸置き――。皇后さまはお気に入りの品々を次々に選んでいきました。2年に1度、皇后さまの「お買い物」です。 3月3日、日本橋三越本店(東京都中央区)で開かれた「旭出学園工芸展」の会場。同園の障害のある人たちが手作りした作品が展示されていました。 同学園は東京都練馬区にある私立の特別支援学校。1950年、故・徳川正子さんらによって開設されました。徳川さんは、元宮内大臣で初代参院議長を務めた故・松平恒雄氏の次女。天皇陛下のおばにあたる故・秩父宮妃勢津子さまの妹でもあります。両陛下は皇太子ご夫妻時代に同校を訪れ、生徒たちを激励しています。 また、皇后さまは皇太子妃だった76年以降、2年に1度開かれる同学園の工芸展に足を運び、作品を買い求めるなどして支援を続けてきました。
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