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2007年4月18日のブックマーク (4件)

  • 知らない人に手を振った :: デイリーポータルZ

    昨年末、東京駅で知らない子供に手を振っているおじさんを見た。 たまたま前をよちよち歩いていた外国人の子供に振っていた。そしてその子も手を振りかえしていた。子供のお父さんもにこにこしていた。 なんて幸せな光景だろう。 僕も知らない人に手を振りたい。幸せな空気を作りたい。相手が子供であろうと大人であろうととりあえず手を振ってみますか。(林 雄司) 手を振る人が多い東京駅 1月3日、東京駅。各地に帰る人たちに家族や恋人が手を振っている。僕もそのなかにまざって知らない人に手を振ってみよう。 とは言ってもあれだ、僕だって恥ずかしい。まずは誰もいない窓を狙って手を振る練習。 「わー」なんて小さな声を出しつつ手を振ってみる。

  • おしえて、おじいさん :: デイリーポータルZ

    僕には生きている祖父の記憶がまったく無い。父方の祖父は兄が生まれる少し前に亡くなってしまった。祖父は戦争に行ってシベリアに抑留され、強制労働をさせられたが生きて帰ってきた。帰ってきてからは酒に溺れ、肝臓を壊して亡くなったという。 母方の祖父についてはほとんど知らない。僕が生まれる随分前に亡くなったと聞いている。丸の内のビジネスマンだったとか、捕まえてきたナマズを家族に振る舞って嫌がられ、キレたとか、そういう断片的な事しか知らない。 おじいさんって、どういう生き方をしてきたのだろう。おじいさんたちが生きてきたのはどういう世の中だったんだろう。今を、昔を、どう思っているのだろう。 だから、おじいさん達の話を聞くために上野公園に行った。 (text by 松 圭司) ■断られまくるの巻 白状するが取材の方法がよくわからない。取材なんてしたこと無い。グーグル先生で調べても取材のノウハウなんて判ら

  • 幻のコーヒー、コピ・ルアック :: デイリーポータルZ

    コピ・ルアックというコーヒー豆がある。それはとても希少な豆で、年間の生産量はせいぜい200キロ程度。市場では500グラムで300ドル(35000円くらい)で取引されるともいう。何がそんなに希少なのかというと、その生産過程に特殊な条件があるのだ。 今回はそんな希少なコーヒー、コピ・ルアックを飲ませてくれるというカフェでお話を伺った。 (安藤 昌教) うんこ コピ・ルアックは特殊な過程を経て生産される。何が特殊かというと、うんこだ。 うんことか公の場で書くの久しぶりでうれしい。だけどなにも書くことに困ってやけになっているわけではない。コピ・ルアックという豆は、ジャコウネコが排出した豆を集めて作られたコーヒーなのだ。 ジャコウネコは熟したコーヒーの実を好んでべ、消化しきれなかった種を排出する。種はパーチメントと呼ばれる殻に包まれており実際にコーヒー豆として使うのはその殻を排除したものなので、豆

  • ガイコツ教会でメメントモリ! :: デイリーポータルZ

    あらすじ 東京での日常に、煮詰まっていたライター大塚、不思議なご縁に導かれ、ヨーロッパのど真ん中、チェコへの旅へ。同行者はチェコ語ペラペラ梶原嬢(元スマップの森くん似)と、女編集者・ニシ嬢(井川遥似)。ビールがミネラルウォーターより安いこの地で、華麗なる長い飲み会と化している旅行レポート、今回は第三回目です。 バックナンバー(「チェコに、おばけを探しに」/「ボヘミアの川よ、ヴルタヴァよ♪」) プラハ入り三日目夜、私はインターネットカフェにいた。 梶原さんから紹介してもらった、「日語環境のあるパソコンがあるネットカフェ」だ。 そこは天井が高い吹き抜けの店で、階段をのぼって2階のスペースに、パソコンが15台ほどあった。 人は少なかった。店員は、プラハの飲業者には珍しいような、やせ型メガネ男子だった。「どこでも、ネット好きな人は、こんな雰囲気の人が多いのか?」と思いながら、パソコンの前に座る