近年、ひかり電話に代表されるIP電話サービスの需要が増加しているが、現状 のIP電話サービスはIPv4で提供されている。そのため、IPv4が抱えるIPアドレス 枯渇問題に直面する事が想定される。NTT東西が提供するひかり電話サービス を例にするとH18年度末で約320万ユーザであり、固定電話の約6000万ユーザ (2000年末)*1と同等規模に対応するためには現状の約20倍のIPアドレスを用 意する必要がある。 IPv4ではIPアドレス枯渇問題を回避するためNAT*2を用いてシステムを構成し ているが、SIP*3通信におけるNATはSIPレイヤとIPレイヤのIPアドレス情報を一 致させる必要があるため方式が複雑になる。IPv6では全端末にグローバルアド レスを付与することにより、NATを用いないシンプルなネットワーク構成が可能と なり、故障発生率の低減や低コスト化が期待できる。 IPv6で
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