セキュリティに定評のあるオープンソースOSのOpenBSDに、IPv6データパケットの取り扱いに関する脆弱性があり、同OSを稼働するシステムが深刻な攻撃にさらされる危険がある。 Core Security Technologiesは米国時間3月13日に発行した警告で、OpenBSDのIPv6パケットを扱うコードにメモリ破壊脆弱性が存在すると発表した。同社によると、この脆弱性の悪用によりシステムが乗っ取られる危険があり、エクスプロイトコードのサンプルも作成したという。 Core Security Technologiesは14日の声明で「この脆弱性は、OSのセキュリティ機構をすべて迂回し、攻撃者にシステムの完全なコントロールを許すものである」としている。同社はこの問題を「重大」であるとみなしており、セキュリティ企業のSecuniaは「非常に深刻」にランク付けしている。 OpenBSDは、Be