【独女通信】運命の恋を求める女達−なぜ、死ぬのは女なのか? 2006年11月22日11時04分 / 提供:独女通信 いま、会いにゆきます 市川拓司 著 写真一覧(2件) 「天使の卵」「虹の女神」「ただ、君を愛してる」「アジアンタムブルー」・・・。今年の秋、立て続けに公開されたこれらの映画には、共通点がある。それは、ズバリ「ヒロインが死ぬ」こと。 この秋の映画に限らなくても、小説やドラマもとにかくヒロインが死ぬ話が多い。この流れの発端は、もちろん2004年に公開されて大ヒット作となり、ドラマ化もされた「世界の中心で、愛をさけぶ」と「いま、会いにゆきます」であることは明らかだ。その後も「1リットルの涙」「タイヨウのうた」と続き、朝の連続ドラマ「純情きらり」まで若いヒロインの死を示唆する異例の終わり方に。年明けには「愛の流刑地」の映画公開が控えているし、石田衣良の最新刊「美丘」もヒロインの死で始