Ruytenberg氏は、IntelのThunderboltの設計に7件の脆弱性が見つかったとしている。同氏によると、これらの脆弱性を悪用し、「コンピューター、ドライバー、そしてポータブルハードウェアがあれば5分で」、セキュリティ対策をう回して、暗号化されたドライブやメモリーからデータを盗むことができるという。 ThunderboltはAppleが2011年に最初に採用し、その後「Windows」PCメーカーにも採用されるようになった。 Intelは10日付けのブログ記事で、このような攻撃は「カーネルDMA保護」の実装で緩和されるとしている。しかしこのセキュリティ機能は2019年以前に製造されたコンピューターでは提供されていない。Intelは、信頼できる周辺機器のみを利用するとともに、コンピューターへの権限のない物理アクセスを防ぐよう推奨している。