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MSN産経ニュースによると、イランが自国のロケットで模擬通信衛星の打ち上げに成功したとのこと。なお、現在国産のロケットで人工衛星を打ち上げた国は世界で8か国しかない。 AFP通信の記事によると、人工衛星は650kmの高さにあり、1日に6回イラン上空を通過するとのこと。一方、アメリカ合衆国は核開発疑惑などを理由に、イランの宇宙開発計画に対して懸念を表明していたが、今回の打ち上げを受けてどのような対応をとるかが注目される。 記事では「人工衛星打ち上げ成功」とされているが、今回打ち上げられた衛星は、実は模擬衛星だった模様。軍は国産通信衛星の打ち上げに成功したと発表したそうだが、イラン宇宙航空局のダギプール長官によると本物の通信衛星は搭載されていなかったそうで、「今回の成功は将来の衛星打ち上げへの道を開いた」とのことだ。
ウォーラーステインのいう近代世界システムに対する反抗は、何度も試みられ、すべて失敗した。日本の近代も、その一例だろう。特にありがちなのは、「ヨーロッパ的普遍主義」に対して「アジア的特殊性」を対置し、後者によって前者を「超克」しようというパターンだ。これは戦前の「近代の超克」から最近の「東アジア共同体」論まで同じだ。そこでは「過去の戦争犯罪を清算し、アジアの中心になる」ことが日本のとるべき国家戦略とされる。 著者は、これに対して福沢諭吉の「脱亜論」を再評価する。「脱亜入欧」というのは福沢の言葉ではないが、『時事新報』の社説で彼が「脱亜論」を主張したことは間違いないとされる。福沢の発想は、金玉均などの改革派を支援することによって李氏朝鮮を倒し、朝鮮を(明治の日本のように)近代化することだった。しかし朝鮮の改革は挫折し、福沢の「国権論」は対外膨張主義に利用され、中国への侵略戦争に脱線していった
↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部はそれなりに晴れまして、気温もけっこう上がりました。朝夕は寒いのですが、日中のモールの中は暑くて半袖です。 さて、今日の午前中はこのグルジア紛争に関するものをたまったニュースの中から選んで読んでいたのですが、色々と面白いことがわかりました。 しかしみなさんもご存知のように今回の紛争では様々な事情が入り組んでおりますので、スッキリと理解するためにもどのような議論(ディスコース)によって対立点があるのかということを整理してみようと思います。まずは順番にそれぞれ挙げてみると・・・ ●グルジアの支援が足りない派 vs 支援はやめとけ派 という議論による構造がありますね。前者はネオコンが中心なのですが、実はクリントン政権のビジネス系のリベラルたちかなり関わっており、一概に「ネオコンの仕業だ」と言い切れないところがあります。後
「THE PIGS」で導入されたのは、国産(イギリス産)の食品などと、パブの食事・ビールを交換するというもの。新鮮な果物や野菜、魚、肉をはじめ、さまざまな食品が交換対象となる。その品質や量、大きさなどで、パブのビールや食事、あるいは食事券と交換してもらえる。写真にあるように「よう、いい魚獲れたんだがどうよ?」「んんん、これはなかなか。それじゃビールと、この魚で作ったつまみをちょっとだけ用意するよ」「うっしゃ、了解」という感じ。 パブ内に設置された黒板には、次のように書かれている。 「TIMの交換掲示板・あなたが育てたり飼っていたり、猟銃でしとめたり、または盗んだ(※不破注:イギリス的ジョーク)ものなどなど、うちのメニューに使えると思った食材があったら、声をかけてください。物々交換の交渉をしましょう」。 物価高を皮肉ったジョークのようにも見えるが、実際にすでに何度と無く物々交換は行われている
グルジアの南オセチア(South Ossetia)自治州の州都ツヒンバリ(Tskhinvali)で道路を監視するロシア軍(2008年8月14日撮影)。(c) AFP/DMITRY KOSTYUKOV 【8月15日 AFP】今回のグルジアとロシアの武力衝突について、旧ソ連崩壊後に独立した各国の指導者たちは、第2次世界大戦前夜と酷似した状況であるととらえ、欧米諸国に危機感を持つ必要があると警鐘を鳴らしている。 旧ソビエト連邦を構成していたグルジアの同盟国たちは、ロシアに対する言論戦の中で得意とする論旨を今回も持ち出している。「過去」に根ざす警戒だ。 エストニアのトーマス・ヘンドリック・イルベス(Toomas Hendrik Ilves)大統領は13日、ロシアと衝突するグルジアを欧米は見捨てることがあってはならない、1930年代の繰り返しになると恐れがあると強く警告した。 訪問先のポーランドでイ
『機関銃の社会史』ジョン・エリス 最強であったはずのヨーロッパ列強の軍隊が、なぜ機関銃を相手にかくも悲惨な戦いを繰り返したのか 第一次世界大戦の記録を読むと、繰り返し出てくるのが機関銃の威力である。 機関銃の弾幕は、歩兵の突撃を文字通り粉砕した。銃剣連ねて突撃をかける歩兵の集団は、近寄ることすらできずに打ち倒され、屍をさらすことになる。 しかし、現代では。 第一次世界大戦よりもはるかに高性能の機関銃を、歩兵が分隊レベルでの支援火器として保有しているほどの現代では。 ここまで機関銃は恐るべき兵器ではない。 つまり、機関銃を持つ相手への戦い方はあるのだ。 どうするかというと、機関銃があるところには、生身では突っ込まなければよいのである。戦車などの装甲車両があれば、それに突破させればいいし、なければ迂回する。迂回が不可能ならば、迫撃砲やこちらの機関銃などで制圧しつつ接近する。 戦車こそ
2週間ほど前に、アカデミーヒルズで開かれた酒井穣さんのトークイベントに行ってきた。「あたらしい戦略の教科書」発売記念?ということで、内容は戦略・・・だけど、テーマはオランダ。これも差別化戦略らしい。 本も面白いけど、ご本人やブログから感じる血の通った酒井さん(ブログはNED-WLT)はとても素敵なひとだった。オランダ在住ということで「エルゼビアってご存じですか?」と尋ねたところ、『出版社』としてではなく、『論文誌を出す会社』として認知していらっしゃった。あたらしい戦略の教科書作者: 酒井穣出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2008/07/15メディア: 単行本(ソフトカバー) 戦略について学ぶのもおもしろいけど、戦略的に戦った上で何を手に入れるのか、というモチベーションの部分を刺激するのも大切だと思う。だから、豊かになって、お金と時間をある程度手に入れたら、こん
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 ドイツ州検察は、彼らが今後、大半のファイル共有訴訟の受け入れを拒否すると発表した。今後は、営利目的での著作権侵害者のみが追跡の対象となるとみられており、共有数が音楽で3,000曲、映画で200本以下の場合には、起訴の対象とはなりえないようである。 過去2,3年の間、ドイツにおける法的状況はファイル共有ユーザに対してますます厳しくなっており、数十万人のファイル共有ユーザが法廷脅威を受けてきた。アンチP2P追跡組織によって収集された情報を元に、著作権侵害が通報されることになる。ドイツでは著作権侵害が刑事犯罪であるために、検察はこうした通報に基づいて調査を行わなければならない。ISPは容疑の掛けられた違反者の個人情報の提供を強制され、その
ロシアとグルジアの戦争の余波は、東欧配備予定のミサイル防衛システムにも影響を及ぼしました。 ポーランド:米国の東欧MD計画受け入れに前向き姿勢:毎日新聞ポーランド国内では、米軍の軍事基地受け入れに慎重な世論が優勢だったが、グルジアに介入したロシアへの批判が強まっている。トゥスク首相は、米国のMD計画受け入れを表明できる好機と判断したとの見方もある。 これは・・・大きいですね。アメリカ側もポーランドへの譲歩(MDとは別の通常防空システムをポーランド軍に援助)を行い、一気に話が纏まりそうです。最近まで、ブッシュ大統領の任期中に東欧へのMD配備は困難になったと思われていたのですが、グルジアでのロシア軍の行動を目の当たりにした両国は、以下の結論に達しようとしています。 Poland hoping to seal US missile deal: foreign minister:AFP 「It a
ProQuest者が英国外務省と共同で、第一次世界大戦から冷戦期までの公刊外交文書を、順次オンライン化して提供すると発表しました。 オンライン化の対象となる外交文書は次の通りです。 ・British Documents on the Origins of War (1898~1914年) ・Documents on British Foreign Policy (1918~1939年) ・Documents on British Policy Overseas(ポツダム宣言以降) ProQuest Partners with Britain’s Foreign and Commonwealth Office to Offer Behind-the-Scenes Look at 20th-Century British Diplomacy http://www.proquest.com/pr
□グルジア問題の背景(上) ■「民族独裁」の流れに先鞭 ロシア語に「エトノクラツィア」という言葉がある。1つの民族が、自らが居住する領域の政治、経済、言語、宗教、文化などすべてを独占しようという動きである。とりあえず「民族独裁主義」という日本語訳を充てておく。現在、グルジアとロシアで本格的な戦闘が始まっている。その原因は、2つある。第1は、グルジア人とオセチア人が「民族独裁主義」という衝動にとりつかれていることだ。第2は、ロシアが帝国主義的本性を露骨にあらわし、ロシアにとって裏庭であるグルジアを影響下に置こうとしていることだ。8月9日、メドベージェフ露大統領は、「ロシア国家は、コーカサスにおけるロシア国民の死が懲罰されないような事態を看過しない」(8月9日露国防省機関紙「赤星」電子版)と述べた。メドベージェフもプーチン前大統領(現首相)と同様の帝国主義的世界観をもっていることが明ら
傷ついたプライドのせいで発火、南オセチアの偶発戦争――フィナンシャル・タイムズ 2008年8月11日(月)20:57 (フィナンシャル・タイムズ 2008年8月10日初出 翻訳gooニュース) クインティン・ピール ロシアもグルジアも今、お互いに必死になって中傷合戦を戦っている。コーカサス地方で勃発してしまった血みどろの小規模戦争において、最初に仕掛けたのはほかでもない相手だと、侵略者のレッテルを押し付け合っているのだ。 ロシア側によると、グルジアの血気盛んなミヘイル・サアカシュビリ大統領が先週わざと、南オセチアの分離勢力に全面攻撃を仕掛けたのが、ことのきっかけということになる。自治州の支配権回復をもくろんだグルジア大統領は、ロシアは直ちに反応しないだろうとあてこんでの動いたのだと、ロシア側はそう言う。 一方のグルジア側はそうではなくて、ことを裏で操っていたのはロシア政府だと主
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