ニコン「DL24-85 f/1.8-2.8」=パシフィコ横浜のCP+2016会場で2016年2月25日撮影 ニコンは13日、高級コンパクトデジタルカメラ「DLシリーズ」3機種の発売中止を決定したと発表した。同社は「開発費増加と、市場の減速に伴う販売想定数量の下落を考慮し、収益性重視の観点から」発売中止に踏み切ったとしている。カメラ愛好家で話題になっていた機種だったが、発売が昨年4月に延期されていた。 3機種は、35ミリフィルム換算で18ミリの超広角からのズームレンズを搭載した「DL18-50」▽標準ズームの「DL24-85」▽超望遠500ミリまでの20倍ズームの「DL24-500」。いずれも1型素子(13.2×8.8ミリ)を搭載し、高画質で多彩な撮影機能を持つとしていた。 ニコンは3機種をコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の新シリーズとして昨年2月23日に発表し、横浜市で開かれたカメラと