これは重大なことである。なぜなら、まず、iPhoneはGoogleの「Android」モバイルOSを搭載するスマートフォンの最大のライバルだからだ。次に、iPhoneを装着した「Google Cardboard」で視聴可能な仮想現実アプリを開発者が簡単に作成できる方法は、これまで存在しなかったからだ。 Googleは米国時間3月30日、iPhone向けソフトウェア開発キット(SDK)をリリースして、Appleのテクノロジをより完全に受け入れた。SDKはテクノロジ用語で、プログラマーがさまざまな端末の特定機能を利用するアプリを記述できるように支援するソフトウェアツール群を指す。 VRに関して言えば、Googleのアプローチは地味だ。同社のCardboardヘッドセットは文字通り段ボールでできている。約25ドルで購入可能で、ユーザーのスマートフォンをVRスクリーンに変身させる。Cardboar